最近、「安全と安心」という言葉をよく目や耳にします。科学技術や社会のシステムに対する信頼の揺らぎが背景にあ ります。しかし、規制や罰則の強化に基づいた安心ではなく、信頼に基づいた安心感の醸成に努めるべきです。 工学研究科の放射線取扱主任者を10年以上担当してきました。学内の安全保障委員会委員や原子力委員会委員長とし て、大学内の放射線安全の確保にも努力してきました。約10年前のことです。工 ....
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授業一覧
企業から転職して束の間の5年でした。当時は、もうひと仕事、本来の研究ができるだろうと期待しました。間もなく、“一応、研究職ですが”と答えるようになりました。確か2年ほど前、“東大生はなぜ「一応、東大です」と言うのか?”という本が店頭に並びました。読んでないので詳細は分かりませんが、この場合の“一応”は本来の意味以上の含みがあるのでしょう。しかし私のそれは、おおよそとか概略の意でむしろ“強いて言 ....
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電気電子材料の基礎である固体中の電子の挙動ならびに固体の電気電子物性について学ぶ。 ....
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宮田 隆司 工学研究科教授 退職記念講義名大トピックス178号 26ページにて、宮田教授の定年退職にあたってのご挨拶をご覧いただけます。* [名大トピックス178号](http://www.nagoya-u.ac.jp/about-nu/public-relations/publication/upload_images/no178.pdf) (PDF 文書, 7040KB) ....
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物理学には「力学」「電磁気学」「熱・統計力学」「量子力学」など重要な学問体系がある。この中で、「解析力学」は力学体系のうち、数学的手法を用いる比較的高度な内容を含むものである。そもそも力学はニュートンの3原則をもととして体系化されている。そのなかでニュートンの運動方程式は物体の運動を記述するものであるが、この基礎方程式は、このほかにもラグランジェ形式とハミルトン形式からも導かれる。本講義・演習では ....
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本講義では,集合・関数・関係に関する諸概念,初等整数論,代数系の理論を学びます.また,演習として大量の証明問題を書き下して貰い,論述力を習得して貰います. ....
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機械技術者として必要な創造的設計力の習得のため,与えられたテーマに関し,構想,設計,製作,実演までの一貫したプロセスを体験させる。 ....
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1. 情報処理に利用される電子デバイスの役割と、最新のCMOSテクノロジーの動向を把握する。 2. CMOSデバイスの構造と動作原理を基礎から復習し、素子の動作を明確に理解する。 3. CMOS集積回路の設計法を学ぶ。 ....
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この授業では、音声や画像、データといった多様な情報を無線伝送するための技術について、ラジオの放送や従来のテレビ放送で用いられて来たアナログ方式、そして衛星・地上波ディジタル放送や携帯電話等で用いられているディジタル方式の両方を取り上げ講義します。この授業は、情報を電波に乗せ(変調)、また電波から情報を取り出す(復調)技術について、イメージだけでなく数式を用いた正確な記述での理解を与えます。また、無 ....
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建築学科の助手として教育研究に専念する生活を一段落させ、鶴舞団地の再開発計画を策定するため、平成元年に医学部に講師として派遣されたことが大きな転機でした。それまで鶴舞の再開発計画は外部委託で作成されていたのですが、 本省では全く認められないため、学内専門家の派遣という手段を執行部が判断したことによります。 施設部の職員と共に業務を開始しましたが、本省からは建築計画の前に、現状にどのような問 ....
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鴨長明の方丈記の有名な一節「行く川の流れは絶えずして……」が好きでいつも研究に当てはめている。時の流れは不可逆であり、それ故に研究テーマの選択は重要で、古いものにしがみつき変わらないと問題を起こす。「うたかたのように澱んでいたら」変わらず、潰れる大企業も研究者もしかりである。最近の研究バブルの古今東西、過去40年を見てみると研究テーマも評価方法も変わってきた。しかしながら、 全ての人が適応でき ....
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本学の修士課程を修了後、日立製作所→工学部応用化学科→高温エネルギー変換研究センター→高効率エネルギー変換研究センター→エコトピア科学研究所と放浪してまいりました。それぞれのところで多くの皆様に我儘な私を支えて頂き ました。まず、深くお礼を申し上げます。その間、多くの理系、文系の先生方、また、海外の先生方とお付き合い頂く中で、学問の理想は深い探求と、それを広くカバーして全体が見渡せる視点が重要 ....
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1974年8月に名古屋大学工学部に赴任して来て以来、早いもので35年半が経過した。最初の15年は古めかしい工学部1号館でゆったりと過ごしたが、1991年に新設の生物機能工学科に移ってからは、工学部も東山キャンパスも時代の流れの中でかなり慌しくなった。1995年からは鏡が池横の新1号館に移ったが、名古屋の都心の高層化と競うように、東山キャンパスも古い建物の立替や改修が進み見違えるようになった。2 ....
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音声、画像、文字などを高精度で認識するパターン認識技術の基本的な考え方、識別理論、学習理論およびそれらのアルゴリズムを習得する。さらにコンピュータを用いた演習で具体的な問題を解き、理解を深めるとともに実際の場で本技術を適用できる応用力を身につける。達成目標は以下の二点である。 1. パターン認識の基本概念を理解し、説明できる 2. 識別、学習のアルゴリズムを用いて具体的な問題を解ける ....
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1988年に本学工学部に助手として赴任して以来,中断を挟んで,29年間を過ごさせていただきました.その間,ファジィ・データ解析の分野で教育・研究に注力してまいりました.産業界でのデータサイエンティストの需要の高まりの中で,当研究室の卒業生が活躍していることに,うれしさと頼もしさを感じています.学部生向けの講義では,学生に電気電子回路作りの楽しさを体験させようと製作演習付きの講義を模索してきました ....
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先週は卒論・修論の研究発表・審査、今週には博士論文公聴会・審査、大学教員としての最後の大事な仕事に望んで、想像してなかった感慨がある。学生生活とともにスタートした京大、初めての雪国の金沢大、そして名大と概ね1/3ずつ、またこの間、スイス工科大ローザンヌ校に1年招へいされ、東大に3年間併任して研究や学生指導を経験した。学生時代を含めて機関や学生の気質が異なっても、真摯に現象を見つめ、自ら研鑽する ....
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最終講義の資料と映像は「講義資料」のタブでご覧いただけます。 ....
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昭和44年に名古屋大学に入学した後、大学院修士・博士課程を経て、47年が経過しました。この間、豊橋技術科学大学での7年半を除いて、名古屋大学に約40年お世話になりました。自由に研究をさせていただき、心から感謝しています。平成6年に名古屋大学で教授に昇任するまでは、自分ひとりで勝手気ままに研究していたと思います。今から思えば、独りよがりで拙いアイデアを論文として発表したように感じますが、その ....
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1979年4月、工学部附属自動制御研究施設の助手に採用され、学科の新設、大学院重点化などの組織改革の流れの中で、情報工学教室、電子機械工学教室と所属が変わりましたが、一貫して「システム制御の研究と教育」に携わることができ、しかも、この間、すばらしい先輩、同僚、学生諸君に支えていただいたことを心から感謝しております。 学生諸君には、学業に励み、専門的な知識や技術者としての素養を育んでもらうこ ....
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センサネットワークは,多くのセンサデバイスを情報通信ネットワークで結ぶことでセンシングの高度化を図る目的をもつが,単にセンシングの高度化をもたらすばかりでなく,今後の情報通信分野に新しい概念を与え,基盤技術となる可能性を秘めている.それと同時に,環境計測,セキュリティ,知的空間の構築,大災害時の救助活動,娯楽など多様な応用分野が予想される.センサネットワークが従来のネットワークと異なる点は,その構 ....
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宇宙船アポロ11号が月面着陸し人類が初めて月に足を踏み入れた年 (1969年)に名古屋大学工学部に入学して以来、学生として9年、教員として38年の半世紀 (47年)に亘り名古屋大学にお世話になりました。 学園紛争の真っただ中、晴れて入学したキャンパスで真っ先に目にしたのは立て看板の列であり、47年通い続けた東山キャンパスの始まりは、教養部封鎖による休講と学生集会の日々でした。工学研究者とし ....
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最終講義の資料と映像は「講義資料」のタブでご覧いただけます。 ....
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私は1977年4月に助手に採用されて以来、38年間の永きにわたり、名古屋大学で教育・研究に携わることができました。これもひとえに一緒に学び、考え、躓きながらも歩み続けていただいた教職員および学生たちのおかげです。研究では、伝熱工学と燃焼工学の様々な課題を取り上げ、学生たち一人一人にできるだけ自由に選ばせることを心がけました。毎週のセミナーや研究打ち合わせでは、思い通りの結果でないことを悔や ....
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人生の大半を過ごしてきたこの東山キャンパスとも、この3月の定年の日をもって、お別れすることになります。長年にわたる皆様方のご厚誼にこの場を借りて御礼申し上げます。 大学教員の得なところは、いつも若い学生諸君と混じ合え、しかも相手は毎年同じ歳の新人がやってくる、彼ら彼女らの若さのエキスを吸い取って、気だけかもしれませんが、自分を若く保つことができるところにあると常々思っていました。 定年 ....
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化学生命工学の基礎に関する講義を実施する。有機・高分子、応用物質科学および生命分子工学の基礎について講述するとともに、これらの分野の最先端の化学・技術に関する話題を紹介する。 1. 有機・高分子化学 2. 応用物質化学 3. 生命分子化学 ....
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固体力学を連続体力学の立場から講義する。すなわち、連続体力学を理解するための数学的準備をした上で、ひずみと応力の概念を説明し、それらに関する場の方程式を導く。 ....
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化学や材料の分野においても光や放射線を使った技術は今後ますます重要となっていきます。その応用は感光性樹脂や接着剤、環境化学、生化学、医学、塗料など多岐に渡ります。本講義は、光化学と放射線化学の基本的考えを理論と物理化学的な側面から捉えることを目的としています。 ....
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放射線計測の基礎的事項、特に放射線検出器の物理と測定原理の理解を目的とする。最終的に、各放射線の測定に対して、適切な測定システムを選定できる能力を培う。 ....
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本講義は化学工学の柱のひとつのである反応工学について、その新しい体系化の試みと最近の動向をまとめたものでる。従来(学部教育の水準)の反応工学の基礎知識をもとに、これが最前線でどのように活かされ新しい体系として再構築されているかを、「触媒工学」、「反応分離工学」、「反応装置工学」「反応場の工学」という4つの主要ジャンルについて「サステナビリティー」をキーワードに講述する。 ....
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116-F-携帯で動くアプリ開発-2008 ....
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現代の便利で愉快な生活の裏側では電子回路が活躍しています。ここでは参加者全員に学研電子ブロックを配布し,それを用いて身近にありつつも最新の研究に繋がる電子機器を自作・体験してもらいます。 ....
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本講義では,非線形の微分方程式で表された制御対象の制御方法や性能の解析手法を学ぶ。一般的な非線形の解析手法であるリアプノフの方法,入出力安定性,消散理論などの基礎的な内容から,メカトロニクス系の特徴をとらえたモデル化や制御手法など実用的なものまで,幅広い内容についてふれる。制御工学だけではなく数学や物理学など,関連分野とのつながりを意識した講義を行いたい。 ....
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本講では、名古屋大学における先進的医学研究者と先端的工学研究者を招き、医工連携がもたらす新しい医工学についての総合的な素養を身につけることを目的とする。 ....
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陽のあたる教育・研究の道を歩み続け、健康で定年を迎えることを喜んでいます。若い頃、「坂の上の雲」に描かれているような青雲の志をもち、シカゴ近郊のノースウエスタン大学に留学しました。この大学は材料分野では、全米で1、2位を争う有名大学です。恩師の J. B. Cohen 先生から第一に学んだことは、プロフェッショナルな研究の仕方です。それは、その時にできることは徹底的に研究し尽くし、他の研究者の ....
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私は、関東の企業研究所で24年のキャリアの後、それまでご縁がなかった名古屋大学にやってきて18年、自分で思い通り研究ができることを楽しみました。おかげで名古屋という街、その文化も知ることができました。 この短い期間でも、大学教授の仕事環境は大きく変わったと感じます。学生たちは授業以外で多くの知識をインターネットで簡単に手に入れることができ、世界中の研究者は英語論文でフラットな土俵上で競争し ....
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私は昭和51年3月に東京大学大学院博士課程を修了し、同年4月に名古屋大学に着任しました。大学院時代の研究分野は半導体デバイスで、実験室で白衣を着て超高速スイッチング素子の実験を行っていました。就職の時期になったとき、旧帝大に就職したい、寒いところは苦手ですと、贅沢なことを指導教授にお願いしていましたところ、名大電気教室からお誘いがあり、幸運にも採用して頂きました。名大電気教室では情報通信分野の ....
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私が名古屋大学に赴任してからちょうど10年になりました。前の大学では生物系の学科だったので、物理の不得意な生物系の学生達と過ごしていましたが、名古屋大学では一転して生物をほとんど知らない応用物理の学生達と過ごすことになりました。そして、この環境の変化によって、私の脳の働きがどう変わるかということを、私は大いに楽しみにしていました。生物系から物理系に移ったことに加えて、名古屋大学では単身赴任だっ ....
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民間企業の研究所での研究活動を終えて名古屋大学に着任して18年が過ぎようとしています。18年という長い年月も過ぎてみると早いものです。この間、常に若い学生と接することができ、おかげで、私自身も精神的には若さを保つことができました。着任した当初、卒業式の日に学生が嬉しそうにお礼のあいさつに来てくれるのとは裏腹に、私にとっては落ち込みの日でした。ようやく育った学生がいなくなりまたゼロから育てること ....
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私は昭和52年3月に東京大学大学院博士課程を修了し、日本学術振興会奨励研究員を経て昭和53年6月に名古屋大学の(旧)プラズマ研究所に着任しました。大学院時代から名古屋大学には共同研究で何度もお世話になりました。名古屋大学プラズマ研究所での自由闊達な雰囲気での研究活動や、2年間の米国プリンストン大学プラズマ物理研究所での多くの友との出会いが、私の研究生活の原点となりました。 名古屋大学プラズ ....
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学生には其々にやってみたいことがあり、将来に対する希望もある。昨今の大学は、この多様性に応えるべく大きく変貌を遂げてきているかに見える。ここでは研究者を目指す学生に向け今の思いを記す。 「オンリーワンを目指せ」は、昔から大学で言われてきたことであり、私もそうありたいと思った。しかし、挑戦的な研究テーマに取り組むのは難しく、定年間際になってやっと若い時に挑戦してみたいと思った問題への独 ....
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先ずは、名古屋大学で36年間教育研究させていただいたことを深く感謝しております。今振り返ると、その間にいろいろなことがありました。一番良かったことは、素晴らしい先生方に出会えたことです。航空学科は、昔は工学部3号館北館にあり、隣は土木工学教室で、多くの土木の先生とお知り合いになることができました。そのあと、工学部2号館に移り、そこでは、機械工学科の多くの先生と知り合うことができました。その他、 ....
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この3月末をもちまして名古屋大学を定年退職いたします。これまでご厚誼を頂きました皆様に厚く御礼申し上げます。 名古屋大学には昭和43年4月に工学部機械学科に入学して以来、47年間お世話になりました。最初の9年間は学部、大学院修士および博士課程の学生として学び、残りの38年間は教員として奉職させていただきました。特に思い出深いのは、教養部在学中の大学紛争、平成8年度から4年間にわたって就任し ....
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1. エネルギー工学 2. 物性・デバイス工学 3. 情報・通信工学 4. 情報工学 ....
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宗教者の言葉ではありません。自然科学者として、研究するにもグループや組織を引っ張るにも、こうあるべきで、こうしかできない、との実感です。 目の前で起こっている現象を、ありのままに観察することがすべての出発点と思います。無理に「こうあってほしい」と想定通りの現象に捻じ曲げて理解しても、結局何も得られません。組織の構成員の持てる力以上の目的を目指しても、やはり達成は無理です。もし出来たとしたら ....
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工学基礎としての移動現象(運動量、熱、物質移動)を学び、材料製造プロセスにおいて起こっている移動現象を理解するために必要な基礎知識を習得することを目的とする。 ....
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1986年4月に名古屋大学工学部へ赴任しました。ポスドク研究員として過ごした外国の大学を含めて、5つの大学に学生、教員として在籍しましたが、名古屋大学が最も長く過ごした大学になりました。その地方や国の風土・文化、歴史を反映して、それぞれの大学には特色と個性があり、人との関わりや教育・研究の在り方についてもいろいろな経験をすることができました。 大学院時代にレーザーを用いた光物性の研究を始め ....
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昭和41年に名古屋大学へ入学してから、学生として9年、教員としてほぼ37年が過ぎました。この長い年月をふり返りますと、いろいろなことが思い出されます。教養部の学生時代には、講義中に横道にそれ、人生訓を話される先生が多くおられ、雑談の内容だけは今でも覚えています。またそのころ、滝川事件で有名な立命館大学法学部の末川博先生の講演「学問は闘争である。」や、不確定性原理で有名なハイゼンベルク教授の講演 ....
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1992年4月1日に、本学の工学部材料プロセス工学科教授に就任以来、20年が経過しました。皆様の御陰により、無事定年を迎えることができ、心より御礼申し上げます。とりわけ、研究室の現在、過去のスタッフ、学生、関係者の皆様には大変お世話様になり、厚く感謝申し上げます。この間、首尾一貫、材料工学に関する研究を続けることができました。赴任以来、新しい材料開発の考え方を提唱したいとのことで、『バイ ....
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昭和51年以来35年余り務めた名古屋大学を定年まで1年を残し本年3月に退職致しました。赴任当初は工学部の工業数学講座・応用物理学教室に所属し、その後多元数理科学研究科創設時にその新研究科に籍を移し、さらに2年後工学研究科計算理工学専攻発足時に再び工学研究科に戻りました。この間、素晴らしい先輩、同僚をはじめ多くの方々にお世話になりました。心より感謝致します。研究面では主として流体力学、とく ....
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1971年に大学院修士課程に入学してから41年が経過した。途中他機関で働いた7年間を除いて、34年間お世話になった名古屋大学に心よりお礼を申し上げたい。私が教授として工学研究科に戻った1994年は、予算が年度内に成立せず学生達に迷惑をかけた。当時はバブルがはじけた直後で、口を開けばカイカク、カイカクと言われ始めた時代であった。大学もご多分に漏れず、教養部解体、大学院重点化そして独法化とカイ ....
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