講師 | 中里和郎 教授 |
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開講部局 | 工学部/工学研究科 2011年度 前期 |
対象者 | 工学研究科電子工学分野博士前期課程1年 (2単位・週1回全15回) |
現在の電子機器はシリコン集積回路(IC:Integrated Circuit)で成り立っています。 その主流は CMOS 集積回路で、半導体集積回路の 90%以上を構成しています。 CMOS 集積回路を理解すれば、電子機器を思うように使いこなしたり、自分用の電子機器を設計したり、将来の技術革新を予測したりすることができるようになります。 シリコン集積回路は半世紀に亘って、多くの研究者・技術者が結集して育ててきたため、広大な分野になっています。 本講座はその基礎となる概念を理解することを目標としました。 本講座の内容を習得すれば CMOS 集積回路について自信を持って接することができるようになるでしょう。
講義録による。
講義において随時提示。
講義の時間に自由に質問を受け付けるほか、メール等でも質問を受け付ける。
レポートに CMOS 基本回路 60 題を示しました。回路において基本回路を徹底的に解析して理解することが最も重要です。回路は理詰めで作られており、1つとして無駄な要素はありません。特に基本回路は徹底的に考え抜かれており、囲碁の定石とも言えるものです。回路を暗記したり、シミュレーションで済ませるのではなく、紙と鉛筆で根気良く解析することが重要です。1つ1つその動作を丹念に手解析することにより、回路に対するセンスが磨かれ、新しい回路を考案することも可能になるでしょう。
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
第 6 回
第 7 回
第 8 回
第 9 回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
各人異なる課題に対してレポートを提出。
May 14, 2020