世界を代表する生態環境学者でありローマクラブの共同会長でもある、エルンスト・フォン・ワイツゼッカー教授に対して、名古屋大学名誉博士の称号が授与されました。それを記念して、イベントが行われました。ローマクラブは、世界の科学者や経営者などからなる民間組織で、環境破壊や貧困など人類共通の問題について研究しています。
イベントは、名誉博士号の授与式・講演・トークセッションの 3 部構成で行われました。講演会では、ワイツゼッカー教授が「ローマクラブからの新たなメッセージ」と題して講演。ローマクラブの歩みを紹介、現在の問題を提起し、様々なバランスを重視した「啓蒙思想 2.0」が必要と訴えました。トークセッションでは、赤崎勇特別教授や天野浩教授らが加わり、あるべき将来社会の姿について語り合いました。
以下リンクから、同時通訳つきで記念イベントの様子をご覧いただけます(動画)。
名古屋大学名誉博士号授与式 / Awarding Ceremony of Nagoya University Honorary Doctorate
記念講演「ローマクラブからの新たなメッセージ」 / Commemoration Lecture "The New Message of the Club of Rome"
日本工学アカデミー・トークセッション「持続可能な未来のための知恵とわざ」 / Talk Session "Wisdom and Art for Sustainable Future"