計算情報学Ⅰ
解析のカギ「数値計算」
鈴木泰博 准教授
コンピューターによるシミュレーションはありとあらゆる分野で使われています。その結果は、天気予報や交通量など身近な情報にも活用され、私たちの生活に役だっています。そのようなシミュレーションに必須なのが「数値計算」です。数値計算では、様々な情報を数学や物理を用いて近似的に解き、解析しています。この講義で数値計算を学び、種々の課題を解決するための術を知りましょう。
システム論の基礎
現代社会を見渡す
佐野充 教授
情報技術が急速に発展した現代社会。そこで生じる様々な問題を解決するには、種々の要素の集合体が機能を持ち合わせた「システム」のひとつ、「社会」を広い視野で捉えることが重要となります。この授業では生態系、経済など、身近に見られる様々なシステムを題材として扱います。そしてそれらの仕組みを知り、個々のシステムを広い視野で理解する力を身につけます。社会というシステムを見渡すことで、私たちのこれからについて考えてみましょう。
情報通信工学第2
つながる仕組み
片山正昭 教授
スマートフォンや無線LANなどの普及により、無線通信の技術が私たちの生活に浸透してきました。しかし、それらの仕組みをあなたは自信を持って説明できますか?この講義では、スマートフォンなどの通信機器に使われている技術と、それを明確に説明するための数学的表現を紹介します。身近にありながら知らないことの多い通信技術、一度詳しく学んでみませんか?
情報と法
刑事訴訟法の役割
大屋雄裕 教授
情報技術の進歩は、私たちの生活と社会を大きく変えました。今まで実現できなかったことが、次々と実現できるようになっています。 しか し同時に、今まで起きなかった問題が次々と起こるようにもなっています。 法の役割は、社会を適切にコントロールし、人々の権利や利益を守ることにあります。 激動し続ける情報化社会に、法はどう対応すればよいのでしょうか。 法や思想の観点から、情報化社会を読み解いてみませんか。
複雑系プログラミング特論
情報技術で人工世界を作り、考える
鈴木麗璽 准教授
現在、生命や社会現象などさまざまな分野の研究で、コンピュータ上でモデルを作ってシミュレーションし理解する、という試みがなされています。 この授業では、Pythonというプログラミング言語を使い、実際にプログラムを作って動かしながら実験手法の基礎を身につけ、 更に得られたデータを可視化して分析する方法を学びます。情報科学の技術で、世界の動きを考えてみましょう。
情報文化学部