機械・航空宇宙工学序論

講師松本 健郎 教授 ほか
開講部局工学部/工学研究科 2022年度春学期
対象者工学部1年生

授業の目的およびねらい

この講義では,機械航空宇宙工学に関して,毎回,研究課題を1つ選び,解説する. この講義では,専門基礎科目の数学及び物理科目をバックグラウンドとし,さらに進んだ内容を習得することを目指す. この講義を習得することにより、以下のことができるようになることを目標とする.

  1. 機械航空宇宙工学に関係することを学ぶことで,最近起きた出来事に対し,即座に理解・対応できる.
  2. 関連する研究に関して自分の意見を述べ,また,より高次な問題にも応用する指針を得る.
  3. 関連する時事問題についての知見を深め,博士前期及び後期課程への基礎レベルを習得する.
  4. 機械航空宇宙工学だけでなく,関連する研究分野に対しても洞察・研究できる素養が身に付く.

授業の工夫

機械・航空宇宙工学科の1年生に当学科の内容が非常にバラエティに富んでいることを理解し,機械工学や航空宇宙工学に更に興味を持って貰うための講義です.学科の内容を,機械力学・制御・ロボット・人間系,材料・バイオメカニクス・生産・加工系,熱・流体系の3つに分け,これらの系に属する教授,准教授,講師の先生方の中から,それぞれ毎年4名程度の先生方に最新の研究内容やその研究の社会との繋がりなどについて分かりやすく解説して頂いています.また,企業で活躍されているOBの方も2名程度お呼びして,現場での最先端の状況について解説して頂いています.

授業内容

機械・航空宇宙工学科に関連する専門分野の概要と最近のトピックスを紹介する. 毎回の講義終了後にレポートを課す.

評価方法と基準

提出されたレポートにより成績をつける

100~90点:S,89~80点:A,79~70点:B,69~60点:C,59点以下:F

教科書

講義で配布する関連資料を使用する

参考書

講義中に関連論文を紹介する

講義資料

マイクロ・ナノ機械
飛行について
脱炭素社会の実現に向けて
流体力学


クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
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投稿日

September 09, 2022