タグ「素粒子」には 5 個の授業があります.

思い返せば、スピン物理実験を志しまた坂田昌一先生にもあこがれて1968年に京大から本学の理学研究科へ入学して以来、大学院生あるいはスタッフとして41年間も研究に明け暮れる生活を送らせていただいた。最初はスピン偏極核子ターゲットの開発とハドロン実験、1980年代からはスピン偏極電子ビーム源の開発に取り組み今日に至った。このテーマは誰の指示でもなく唯々自分の意志で“種から芽を出す”仕事から始めた。 ....

続きを読む →

統計物理学I, II(「名大の授業」には入っていません)に続いて、量子多粒子系の統計力学の基礎と、相互作用のある系や相転移の問題への統計力学の応用について解説します。この科目は選択科目ですが、大学院進学希望者には必須の内容です。 ....

続きを読む →

名大物理教室の懐の深さによって大学院入試で辛うじてすくい取られ、自由闊達な雰囲気のもとで鍛えられ育まれた。博士取得後の海外での武者修行ののち、東大原子核研究所、高エネルギー研究所での研究三昧の15年間を過ごし、そして15年前に古巣の物理教室に回遊した。素粒子物理にロマンを求め、力いっぱい好き勝手な作品をいろいろと制作した。ニュートリノ質量測定からタウ・レプトンによる新素粒子世界の探索などと、そ ....

続きを読む →

周知のように、名古屋大学は坂田昌一そして小林・益川を輩出しました。その物理学教室にあって、小林・益川論文のきっかけを与えた丹生 潔教授から写真乾板技術による素粒子研究の手ほどきを受けました。時は国の威信を競って、原子核・素粒子の更に下の階層のクォーク・レプトンによる素粒子の解明を目指し、ヨーロッパ、米国、ソ連で、巨費を投じて次々に巨大な加速器が造られた時期でした。写真乾板に次元的に記録された素 ....

続きを読む →


全てのタグ