生物学基礎Ⅰ-2018

default_image
講師門松健治 教授, 岡島徹也 教授, 増田章男 准教授, 中川善之 准教授, 清成信一 特任教授, 田嶌優子 助教
開講部局教養教育院 2018年度 前期
対象者医学部(医) (2単位週1回全15回)

授業の内容

  • 生物学の基礎となる細胞の細胞構成化学成分
  • 各高分子の構造と機能
  • 化学反応とエネルギー論
  • 細胞の基本構造と機能、細胞膜と細胞内小器官
  • 遺伝子の構造と機能
  • 遺伝子発現と遺伝子産物
  • 核酸及びタンパク質の構造と機能
  • 多細胞生物としての生命体の成り立ちと制御のメカニズム
  • 遺伝子異常と疾患・病態

授業の目的

生物学の基礎的知識と科学的探究法を学ぶ。Essential Biology を教科書として、章ごとに段階的に学習する。

よって、将来的に専門とする医学や生物学の学習の基礎を醸成する。

教科書

「Essential 細胞生物学」(南江堂)

参考書

随時指定

履修条件

教科書「Essential 細胞生物学」(南江堂)を text とする。必ず予習を行うこと。基本的に全て出席すること。

注意事項

常に予習、復習に努めること。 とくに入試で生物学をとらなかった学生は、この機会に徹底的に生物学の基本を学習すること。

担当者からの言葉

生命に関する諸問題、とくにヒトの健康や生活を考える上で、近年の生物学の発展の歴史とその成果である情報の集積を理解することは、大前提である。一人の科学者として研究や実践的行動を遂行する上で、ここで学ぶ生物学の基礎知識は必須であり不可欠となるので、ギリギリ試験を通過すればいい、というレベルではなく、本気で取り組んでいただきたい。

講義資料

Protein Structure and Function

転写・翻訳

遺伝子発現の調節

細胞の中の分子

成績評価

筆記試験を行う。

定期試験の欠席者は「欠席」とする。


投稿日

April 29, 2020