ドイツ語2-2017

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講師西川智之 教授
開講部局教養教育院 2017年度 後期
対象者2年生 (2単位)

授業の工夫

教材は、自分で探し出したテクストに注や問などを加えながら作成したものです。名大生の知的関心を刺激するような面白い内容で、しかもふさわしいドイツ語レベルのテクストであることを心がけています。
毎回、授業の最初で前回の授業についての小テストを行い、さらには、各テクストを読み終える2・3回ごとに、文構造についての説明と日本語訳を提出してもらうことで、学習内容の2段構えの定着を図っています。

本授業の目的およびねらい

これまでに学んだことを復習しながら、主に読む能力と文法的知識を伸ばしてください。併せて、ドイツの風俗や習慣を扱ったテクストを読むことで、ドイツ語圏の文化と社会について理解を深め、また、ドイツ語の文章を丹念に読み解いていくことで、外国語を読む際の論理的な思考能力を身に付けてください。

授業の内容

いくつかのタイプのドイツ語のテクストを精読します。また、テクスト中の文法事項に関しての練習問題を解いていきます。

授業では、最初に、前回の授業の内容についての小テストを行います。毎回、テクストについての予習と小テストのための復習が必要になります。

授業中は、ドイツ語の文章を読みそれを日本語に訳すという地道な作業が中心となりますが、その際、文法的な説明をきっちり行いますので、ドイツ語の文構造をしっかりと把握できるようにがんばってください。

何種類かのテクストを読んでいきますが、各テクストを読み終えた時点で、担当者を決め、文構造や日本語訳をレポートとしてまとめ、提出してもらいます。

講義ノート

授業では以下の文献をテクストとして使用するが、著作権の関係でここではグリム童話の 「ラプンツェル」の教材だけを掲載する。

Barbara Rias-Bucher: Feste & Bräuche. Eine Einladung zum Feiern, München 1999, S. 177-179. Vea Kaiser: Makarionissi 2. Auflage, Köln 2017, S. 161-163.

Brüder Grimm: Rapunzel. In: Kinder- und Hausmärchen Bd. 1, Stuttgart 1999, S. 87-91.

Lars Koch: Der Erste Weltkrieg als kulturelle Katharsis und literarisches Ereignis. In: Niels Werber, Stefan Kaufmann und Lars Koch (Hg.): Erster Weltkrieg. Wissenschaftliches Handbuch. Stuttgart 2014, S. 97-98.


投稿日

March 25, 2020