カルシウム結合蛋白質の構造と機能を探る

2018年度 退職記念講義

講師牧正敏 教授
牧正敏 教授
開講部局農学部/生命農学研究科
日時2019/2/15 13:40-14:20
場所野依学術記念交流館
牧正敏 教授
講師牧正敏 教授
開講部局農学部/生命農学研究科
日時2019/2/15 13:40-14:20
場所野依学術記念交流館

名大での24年間を振り返って

1994 年 12 月に京大ウイルス研究所から名大農学部に赴任しました。当初は阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件など暗い世相が待ち構えていましたが、東山公園や近隣の見事な桜に癒されました。研究所とは異なって多くの学部/大学院学生と接することにより、気持ち的にとても若返ることができました。肉体的な衰えは仕方ないとしても精神的な年齢を若く保つためには、新しいことに絶えず挑戦する意欲をもち続けることがその秘訣だと、最近思うようになりました。研究に際しても、余計なことを考えず怖いもの知らずでチャレンジしたときほど案外うまく行きました。年齢を重ねるとついつい失敗をしたときの姿が脳裏をよぎり、ネガティブ思考に陥りがちですが、これからも失敗してもくよくよせず、いい経験ができたとポジティブ思考をしたいものです。

講師紹介

牧正敏 (まき・まさとし) 大学院生命農学研究科応用生命科学専攻応用生命科学 教授

学歴・職歴

  • 1976 年京都大学農学部卒業
  • 1981 年同大学院農学研究科単位取得退学
  • 1982 年農学博士
  • 1983 年米国 Vanderbilt 大学医学部研究員
  • 1985 年京都大学ウイルス研究所助手
  • 1990 年同助教授
  • 1994 年名古屋大学農学部教授
  • 1999 年大学院配置換えを経て 2019 年 3 月定年退職

研究分野

生化学および分子細胞生物学

所属学会

日本農芸化学会、日本生化学会

講義資料

牧先生_最終講義資料.pdf


投稿日

April 29, 2020