情報リテラシー(理系)-2014

講師森崎修司 准教授
開講部局情報科学研究科 2014年度 後期
対象者農学部情報文化学部医学部理学部 (2単位週1回全15回)

授業内容

以下を中心に進める。

  1. 情報リテラシー概要
  2. コンピュータ概説
  3. 電子メールとテキストメッセージ
  4. ネットワーク情報社会の倫理とマナー
  5. 情報セキュリティ
  6. インターネットによる情報検索
  7. 電子図書館の利用と文献検索
  8. 表計算ソフトによる情報分析
  9. プレゼンテーション支援ソフトによるスライド作成
  10. ワードプロセッサによる文書作成

授業の工夫

受講生の専門科目の履修や学位論文の執筆、及び、専門職に就職したときのコンピュータ利用を想定して学習内容を決めています。具体的には特定のバージョンのオペレーティングシステムやアプリケーションソフトウェアの操作方法を覚えるだけの実習にならないよう、概念を理解した上で実際に操作することで、将来、異なるバージョンや異なる開発元が作成した同種のアプリケーションソフトウェアやオペレーティングシステムを使うことになっても戸惑わずに使えるよう心がけています。また、プレゼンテーションツールを利用し多人数の前でのプレゼンテーションをしてもらう等、独学では体験が難しい内容を優先しています。コンピュータ利用ではトラブルはつきものです。コンピュータやネットワークの概念や大まかな構成を伝えることにより、期待通り動かない場合の原因の特定方法も身につけてもらえるよう気をつけています。

本授業の目的およびねらい

大学の授業で必要となるコンピュータ利用とインターネット利用の基礎を学ぶ。具体的には、文献検索、情報検索、文書作成、情報分析、プレゼンテーション、情報発信において必要となる知識や考慮すべきことを実習を通じて学ぶ。また、将来、コンピュータ利用やインターネット利用において自学が必要となった場合を想定し、思考力や調査方法を身につける。

履修条件あるいは関連する科目等

特になし

教科書

なし

参考書

適宜、授業時に示す。

注意事項

名古屋大学 ID (あるいは全学 ID) とパスワードを忘れないように

講義ビデオ

情報リテラシー 講義映像(28 分 38 秒)

成績評価の方法

レポート、受講態度による。3 回以上授業を欠席した場合は基本的に「欠席」とするが、個々の事情を勘案し、総合的な学習状況により最終判断する。履修取下制度を採用する。


投稿日

November 21, 2017