石黒先生インタビュー


インタラクションを研究されている石黒先生に以下のことをお聞きしました。
① 石黒先生の研究内容について
② 武田研究室の魅力とは
③ どのような人に研究室に入って欲しいか
④ 高校生に向けて一言

石黒先生のご研究内容は?
自動運転車に乗る『人』の研究をしています
 来るべき「自動運転」という社会を見据えて、そこに乗る人が「どういう風に楽しく乗れるか」ということを研究しています。自動運転車ではいわゆる「運転手」がいないため、乗っているのは「乗員だけ」ということになります。その上で、「運転する人」がいない状態で本当に乗っている人たちは安心できるのか、また折角ハイテクな車に乗っているというのに、ただ乗っているだけでは勿体ないのではないか、何かそこでこそできることがあるのではないか、ということを研究しています。具体的にはVR(ヴァーチャル・リアリティ)を利用して、赤信号などの待ち時間をゲームの時間へと変えるなどしています(詳しくは動画を参照!)。そうすることで、人間が今までに体感したことのない楽しさや、問題解決などにつなげています。
武田研究室の魅力とは
緻密な基礎理論をきっちり抑えつつ、その応用ができる!
 武田研究室では緻密な数学や信号処理など、いわゆる「アカデミック」な内容をきっちりやっています。それらをしっかり学んだ上で、その応用にまで発展させることができます。基礎から応用まで、すべての人が揃っているというのがこの研究室の魅力です。
どのような人に研究室に入って欲しいですか?
『ユニークな発想』を持つ学生!
 日常の中で細かいことに気付くことができたり、人とは違う発想をするなどの、いわゆる「ユニーク」な人材が向いています。「車とゲーム」は一見何の関係もないものですが、それらの関連を見出す「発想力」によって新たな研究分野が拓けていきます。そのようにして新しい研究分野を切り開いていける学生が求められます。
高校生に向けて一言お願いします。
「コンピュータ」でどう問題を解決するか……そこに興味がある方歓迎!
 コンピュータには「難しい」というイメージがあるかもしれませんが、それをどううまく使って、社会の問題を解決していくかというのが「コンピュータ・サイエンス」の1つの分野になります。その辺りに興味のある方は、ぜひ武田研究室を覗きにきてください!
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