数理情報学演習-2017

講義目的

各自の興味・関心の高い数理情報学上の研究分野，並びにその境界分野も含めて幅広い知識や基礎理論を習得するため， 教員の指導の下で文献講読を行う。さらに，この演習を通して，論理展開能力，論証能力，論理的記述能力を養う。

授業内容

この文献講読を通して，現状の研究分野における既知の問題，未解決の問題を確認する。 また，先行研究が提起した問題を理解するだけでなく，各自独自の着眼点に基づいて新しい問題を提起できるように，問題を発見する基礎的能力を養う。

教科書・参考書

必要に応じて参考資料を配布する。

授業内容

1. 各自の興味・関心の高い数理情報学上の研究分野，並びにその境界分野から講読する題材を決める。
2. 講読に必要な知識や基礎理論を精査する。
3. それらを習得する。
4. 講読を通して，既知の問題を把握する。
5. さらに，未解決問題を把握する。
6. 各自の着眼点に基づいて新しい問題となりうる題材の候補を挙げる。
7. その中から重要な問題を提起する。
8. 総括を行う。

講義ノート

第 1 回

• Random Variables, Entropy, and Information

第 2 回

• The Noiseless Coding Theorem for Information Sources

第 3 回

• Existence of Optimal Source Codes

第 4 回

• Communication through Noisy Channels

第 5 回

• The Channel Capacity

成績評価

演習への取組状況，プレゼンテーションや討論の適切さを総合的に評価する。

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