生物圏環境学1-2011

講師太田岳史 教授, 小谷亜由美 助教
開講部局農学部/生命農学研究科 2011年度 後期
対象者農学部 2年 (2単位)

講義の概要

生物圏(あるいは植生圏)における水・エネルギー循環の実態を理解し,植物がこれらの諸循環にどの様に影響しているかを考える.

講義の内容

生物圏は周辺環境から一方的に影響を受けているだけでなく,生物圏の存在が周辺環境へも影響を与え,現在の生物圏が形成されていると考えられる.本講義では,生物圏が存在する地球の概要をまず理解し,水・エネルギー循環の視点から生物圏と環境の相互作用を学ぶ.特に,本講義では水・エネルギー循環の物理的特徴のみでなく,そこに働く生物圏の生理的・生態的影響の理解が深まることを目指す.なお,水・エネルギー循環は炭素などの物質循環とも密接に関連している現象であり,物質循環を理解する生物圏環境学2の基礎ともなる.

スケジュール

以下の内容を,講義します.なお,以下の項目は各回の講義と対応するものではありません.

基礎編

  • 水循環の素過程(太田)
  • 森林の存在と水収支(太田)
  • 蒸発散の理論と実際(太田):乱流とエネルギー,物質輸送
  • 蒸発散の理論と実際(太田):植生の影響とその評価
  • 土壌内での水の運動(太田):流出の発生場
  • 土壌内での水の運動(太田):飽和・不飽和状態での水の運動
  • 山地における降雪,積雪と融雪(太田)

応用編

  • 多様な気候帯の森林での水・エネルギー循環(太田):北方林と熱帯林
  • 様々な地表面での水・エネルギー循環(小谷):森林,水田,草地,都市などの比較
  • 土地被覆が混在する地表面での水・エネルギー循環の評価(小谷)

講義ノート

講義資料

成績評価

定期試験、レポート(通常の講義時に不定期に課題を示す)、出席による総合評価をする


投稿日

November 20, 2015