アカデミック日本語1B

course
講師関口 美緒 特任教授
開講部局G30 2023年度秋学期
対象者G30 1〜4年生

授業目的

この授業は、アカデミック日本語の聞く力を伸ばして、日本語のプレゼンテーションができるようにするクラスです。日本語のレベルは、中級前半、日本語能力N3程度です。

本授業の英語ページはこちら:Academic Japanese 1B (Listening & Presentation)

授業の工夫

この授業は、アカデミック日本語の聞く力を伸ばして、日本語のプレゼンテーションができるようにするクラスです。日本語のレベルは、中級前半、日本語能力試験(JLPT)N3程度です。このクラスでは、長文のリスニング力、音声(Phonetics)または短い文のリスニング力を身伸ばします。また、発表では1分間スピーチ、グループディスカッション、4回の発表を通して、話す練習もします。リスニングやスピーキングの練習を通して、日本文化や日本の習慣なども学びます。

授業の内容

  1. 日本語の発音やイントネーションに慣れる。(短文聴解)
  2. 教科書:内容を理解する。新しい単語や文法表現を学ぶ。(長文聴解)
  3. 1分間スピーチ:テーマに沿って、自分で考えた後、グループでディスカッションし、その後、短いスピーチを行う。
  4. 発表:指定されたカテゴリーの中で、テーマを決める。資料やスクリプトを作成する。研究室や学会を想定した場面に沿う。質疑応答も行う。
  5. 期末試験:スクリプト、資料、ディスカッション等準備を経て、発表。
  6. 宿題:長文聴解(TACTで行う。)・発表の資料やスクリプト等。

授業計画

  1. オリエンテーション・自己紹介
  2. 日本に興味を持った理由(1)理由を言う
  3. 日本に興味を持った理由(2)
  4. 日本に興味を持った理由(3)発表
  5. 自分の国と日本を比べる(1)比較する
  6. 自分の国と日本を比べる(2)
  7. 自分の国と日本を比べる(3)発表(1人5分ぐらい)
  8. 自分の国と日本を比べる(4)グループで発表
  9. A.I.と職業(1)将来について話す テーマを決める・調べる
  10. A.I.と職業(2)準備(スクリプト・PPTなど)
  11. A.I.と職業(3)発表 一人5分
  12. 未定(1)
  13. 未定(2) オンデマンド(TACT録音)
  14. 期末試験の準備・調査など 「武勇伝」
  15. <期末試験> 「武勇伝」

評価方法

授業参加度15%
クラス発表4回40%
課題20%(プリント・ハンドアウト・1分間スピーチ他)
小テスト5回10%
期末試験15%(発表10%・発表資料:PPT/handout/script 5%)

テキスト

『留学生のためのアカデミックジャパニーズ聴解中級』スリーエーネットワークISBN978-4-88319-641-8

その他

聴解(Listening):長文聴解は教科書、音声・短文の聴解はプリントで行い、聞く練習をします。クラスメイトの発表を聞いて、クラスでディスカッションも行います。人の意見を聞いて、理解して、自分の意見が言えることが目標です。
プレゼン:1Bは自分のことを表現します。(次学期2B:文化・社会の問題をテーマにします。)

講義資料

プレゼン

  1. プレゼンテーションって何?
  2. プレゼンテーションの基本表現

聴解

  1. 富士山
  2. 隠れキリシタン
  3. ゴリラの食事
  4. 東京の温泉
  5. 信号

一分間スピーチ

  1. 自己紹介
  2. 無人島
  3. 歳をとったら
  4. インターネットがなかったら
  5. 春休みに行きたいところ

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。


投稿日

July 20, 2023