名大の歴史をたどる

授業の内容

この授業は、大きくは総説編と各説編の構成になっており、総説編では名古屋大学の歴史を通史的に解説し、各説編ではテーマを設定して、より詳しく説明します。

授業の目的

名古屋大学の歴史を学ぶことを通して、名古屋大学についての理解を深め、その学生としてのアイデンティティーを形成します。

授業の達成目標

名古屋帝国大学の創立から82年、前身学校から数えれば150年に及ぶ名古屋大学の歴史を通史として学びます。また、その歴史の特徴について、明治維新後の高等教育史や名古屋を中心とする地域の歴史を踏まえながら理解します。

教科書

各回の内容に応じて、レジュメや資料の配布、インターネットで視聴可能な教材の提示を行います。

参考書

• 名古屋大学史編集委員会編『名古屋大学五十年史』（通史一・二、部局史一・二）
• 名古屋大学史編集委員会編 『写真集 名古屋大学の歴史1871～1991』
• 『名大史ブックレット』第1～14巻（名古屋大学大学文書資料室刊）

本授業に関する参照Webページ

東海国立大学機構大学文書資料室

スケジュール

◆総説編

1. オリエンテーション
2. 名古屋大学の創基から官立医科大学へ
3. 第八高等学校
4. 名古屋高等商業学校
5. 名古屋帝国大学の誕生
6. 新制名古屋大学の発展1949-1989（前編）
7. 新制名古屋大学の発展1949-1989（後編）
8. 現在の名古屋大学へ 1990-2019
9. 激動の時代、大学で何を学ぶか（名古屋大学総長による講義）

◆各説編 10. 1930年代の医師養成―名古屋医科大学とその周辺― 2. 草創期の名古屋大学と初代総長渋沢元治 3. 歴代総長―名大をひきいた人びと― 4. 名大祭のあゆみ 5. 名古屋大学とスポーツ 6. キャンパスの歴史と建築・記念物

成績評価

基本的には期末に提出してもらうレポートによって評価しますが、出席状況によってその評価が下がる可能性があります。

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