ピア・カウンセリング体験を通して、
他者理解及び対人援助の基礎を理解する

学生へのインタビュー

Q. この授業を選んだ理由は?

A1: たくさんある基礎セミナーの中で、自分の専門の法学とは関係のないものを選ぼうと思った。「相談」というタイトルに目が止まって、この講義を選んだ。

A2: 大学入学前から心理学に興味があり、「心理学について勉強したい」「自分の思考の傾向を知りたい」と思っていた。またこれに加え、「他の人の話をきちんと聞けるようになりたい」「言われたことに対して、上手い返事ができるようになりたい」とも思っていた。相手の考えを理解できるようになれば、それもできるようになるのではと考え、そのための練習の場としても、この講義を選んだ。

Q. 今回の授業の感想を教えてください

A1: 前回、前々回にはロールプレイ(ピア・カウンセリングにおいてどうすればコミュニケーションを取りやすいかについて、患者役・カウンセラー役などに分かれて試してみる)を行ったりするので、他の授業とは異なり能動的に参加できるのがいいと思う。

A2: 非言語の重大さ、表情がないと、言葉だけでは内容が伝わらないのだということを学んだ。またグループワークでは、話をしている際、他の人に「すごくキョロキョロしながら話すんだね」と言われたが、それは相手に対してどのような印象を与えていたのだろうか、と感じた。

Q. この授業から得たことを教えてください

A:   普段の生活では得られないコミュニケーションに関する知識が得られた。相手の感情について知ることは、普段の生活にも役立つと思う。

Q. これからの授業への思いを聞かせてください

A1: 自分は人見知りなので、コミュニケーション能力を伸ばすためにも、体験的な活動に積極的に参加したいと思う。

A2: この講義全体の前半の内容は、「エゴグラム」のような「自己分析」がメインだった。それも面白かったし、今回のような「表情を読み取ろう」という内容も面白い。友達同士でコミュニケーションがうまく取れるようになるための練習や、それにあたっての原理やしくみを学ぶことができる場であればいいなと思う。