古代手工業生産史の考古学的研究—国分寺瓦を題材として—-2009文学部/人文学研究科梶原義実 准教授2009年度 後期日本古代の手工業生産について、おもに奈良時代における国分寺創建期の地方造瓦組織を題材として、その地域的諸様相を検討し、律令制の成立から変質、崩壊という過程において、どのような変遷を遂げていくかを論じる。 講義の目的としては、古代手工業生産に関する知識の取得ばかりでなく、本講義における担当者の研究手法を通して、受講者が自らの研究対象を深めていくにあたっての論理的思考や叙述能力を涵養することが望ま ....続きを読む →