名古屋大学血管外科20年の歴史ーアカデミックサージャンをめざしてー

2021年度退職記念講義

講師古森公浩 教授
古森公浩 教授
開講部局医学部/医学系研究科
日時2022/3/17 16:00-17:30
場所鶴舞キャンパス基礎研究棟(講義棟)4階 第4講義室(オンライン併用)
古森公浩 教授
講師古森公浩 教授
開講部局医学部/医学系研究科
日時2022/3/17 16:00-17:30
場所鶴舞キャンパス基礎研究棟(講義棟)4階 第4講義室(オンライン併用)

名古屋大学血管外科20年の歴史ーアカデミックサージャンをめざしてー

教授就任以来の20年間、血管外科領域の医療の進歩は他のどの領域にも勝るものがあり、血管内治療へのパラダイムシフトが起こりました。動脈瘤や閉塞性疾患に対して血管内治療の占める役割は増加しており、適応の拡大とともに治療総数は増加しました。教室では動脈瘤に対するステントグラフトをいち早く導入し、治療総数や治療内容においても国内でも有数の診療科として評価されており、日本の血管外科学をリードする教室の一つであると自負しています。

臨床、研究、教育を行うことが大学人の使命であるという教えを受けてまいりました。その教えを少しでも実践しよう、そして血管病治療の神髄を極めようと” Academic Surgeon “をめざして頑張って参りました。少しは出来た事、やり残した事、できなかった事などいろいろありますが、皆様のご指導のもと、無事退任の時を迎えることができたことを心より感謝申し上げます。誠に有り難うございました。

講師紹介

古森 公浩(こもり・きみひろ) 医学系研究科教授

学歴

  • 九州大学 医学系研究科 1984年4月 - 1988年3月
  • 九州大学 医学部 1976年4月 - 1982年3月

職歴

  • 名古屋大学大学院医学系研究科病態外科学教授 2002年4月 - 2022年3月
  • 九州大学大学院医学研究院消化器・総合外科(第二外科)助教授 2001年8月 - 2002年3月
  • 九州大学第二外科講師 1998年6月 - 2001年7月
  • 九州大学第二外科助手 1990年4月 - 1998年6月

取得学位

  • 医学博士 ( 1988年3月 九州大学 )

研究キーワード

血管外科,ステントグラフト内挿術,血管内治療,血管内膜肥厚,遺伝子治療,血管新生療法

所属学協会(2022年7月現在)

  • 日本外科学会 名誉会員
  • 日本血管外科学会 名誉会長、理事長(2018-2022) 
  • 日本心臓血管外科学会 名誉会員
  • 日本脈管学会 理事長(2021-現在)、理事 2005年12月 - 現在
  • 日本血管内治療学会 理事 2007年7月 - 現在
  • 日本静脈学会 名誉会員
  • Fellow of the American College of Surgeons (FACS) 2000年 - 現在
  • Society for Vascular Surgery Corresponding membership 2005年4月 - 現在
  • European Society for Vascular Surgery
  • The German Vascular Society(Corresponding Member) 2015年 - 現在

講義資料


※講義動画および資料の一部に実際の手術画像が含まれます

投稿日

April 25, 2022