計算機シミュレーションによる研究を振り返って

2021年度退職記念講義

講師岡本祐幸 教授
岡本祐幸 教授
開講部局理学部/理学研究科
日時2022/3/7 14:30-16:10
場所ES034講義室(オンライン併用)
岡本祐幸 教授
講師岡本祐幸 教授
開講部局理学部/理学研究科
日時2022/3/7 14:30-16:10
場所ES034講義室(オンライン併用)

名大愛を大切に

私は2005年4月に愛知県岡崎市の分子科学研究所から、名古屋大学大学院理学研究科物質理学専攻(物理系)に赴任しました。そして、2022年3月31日に、無事定年退職を迎えることができました。その間、楽しく教育・研究に勤しむことができたのも、一緒に研究をやってくれた学生諸君や博士研究員達、そして、私の所属した物理学教室の皆様のお陰です。本当に有難うございました。また、物理学教室以外の理学研究科の皆様、更には、全学のいろいろな方々にも、様々な局面で大変お世話になり、感謝の気持ちで一杯です。現役最後の17年間を名古屋大学で過ごすことができたのは幸運でした。名古屋大学、そして、東海国立大学機構の今後益々の発展を祈ります。皆さん、名大愛を大切にしてください。

学歴

  • コーネル大学大学院 理学研究科 物理学専攻 1979年9月 - 1984年8月
  • ブラウン大学(財団法人グルー基金留学生) 理学部 物理学科 1975年9月 - 1979年6月

職歴

  • 理化学研究所 客員主管研究員 2022年4月 - 現在
  • 名古屋大学 情報基盤センター 大規模計算支援環境研究部門 招へい教授 2022年4月 - 現在
  • 名古屋大学 グローバル・エンゲージメントセンター 特任教授 2022年4月 - 現在
  • 名古屋大学 名誉教授 2022年4月 - 現在
  • 名古屋大学 大学院工学研究科 附属計算科学連携教育研究センター 教授(兼任) 2011年4月 - 2021年3月
  • 名古屋大学 情報基盤センター 大規模計算支援環境研究部門 教授(兼任) 2010年6月 - 2022年3月
  • 名古屋大学 大学院理学研究科 附属構造生物学研究センター 教授(兼任) 2007年2月 - 2020年3月
  • 名古屋大学大学院理学研究科物質理学専攻(物理系) 教授 2005年4月 - 2022年3月
  • 総合研究大学院大学数物科学研究科機能分子科学専攻 助教授(併任) 1995年10月 - 2005年3月
  • 岡崎国立共同研究機構(現自然科学研究機構)分子科学研究所理論研究系 助教授 1995年4月 - 2005年3月
  • 奈良女子大学理学部物理学科 助教授 1993年5月 - 1995年3月
  • 奈良女子大学理学部物理学科 助手 1986年4月 - 1993年5月
  • 米国バージニア工科大学理学部物理学科 博士研究員 1984年9月 - 1986年3月

取得学位

  • 理学士ー理学修士 ( 1979年6月 ブラウン大学 )
  • 理学博士 ( 1984年8月 コーネル大学 )

研究キーワード

生体分子系の計算機シミュレーション,拡張アンサンブル法,マルチカノニカル法,焼き戻し法,レプリカ交換法

所属学協会

  • 日本物理学会
  • 日本生物物理学会
  • 日本化学会
  • 分子シミュレーション学会
  • 日本蛋白質科学会
  • 分子科学会
  • 米国物理学会

メッセージビデオ「最終講義を終えて」

講義資料

主任挨拶
Part 1  Part 2 Part 3 Part 4

講義動画​

Part 1(2022年11月9日 再収録)

1.三重県尾鷲市須賀利町 [2:52 – 11:15]
2.静岡県立浜松北高 [11:15 – 21:04]
3.ブラウン大学 [21:04 – 44:52]
4.コーネル大学 [44:52 – 1:16:38]

Part 2(2022年11月9日 再収録)

5.ヴァージニア工科大学 [0:05 – 49:44]
6.奈良女子大学 [49:44 – 1:17:51]

Part 3(2022年11月9日, 18日 再収録)

7.分子科学研究所 [0:04 – 1:10:45]
8.名古屋大学 [1:10:45 – 2:29:55]
若者に贈る言葉 [2:29:55 – 2:35:55]

Part 4(2022年11月18日 再収録)

残りの研究内容 [0:10 – 1:18:48]


投稿日

February 17, 2022