英語(コミュニケーション)

default_image
講師小林 真実 准教授
開講部局教養教育院 2024年度秋学期
対象者学部1年生

授業の目的

専門的学習のツールとして外国語の能力を高め,異文化理解を深めて,国際社会に相応しい教養を育むことが目的です。リスニングとスピーキングを主としたコミュニケーションの能力を高め,ディスカッションやプレゼンテーションのための基礎力を養成します。

授業の達成目標

リスニングとスピーキングを主としたコミュニケーションの能力を高める授業活動を通じて、ディスカッションやプレゼンテーションのための基礎力を身につける。

授業の工夫

本授業科目は、課題描写タスク、ナレーションタスク、問題解決タスクといった言語タスクに取り組むことを通じて、英語を使って必要なことをやり遂げる力を養うことを目的としています。英語が得意な学生も苦手な学生も、これまでに培った文法・語彙・読解力を駆使し、思考力や判断力も使って、風景や人物を描写したり、問題について話し合い解決策を見つけたりする練習を行います。これらの活動により、現実社会で英語使用者として機能できるようになることを目指しています。

この授業では、次のような流れで活動を行っています。
(1) まず、ウォームアップとして簡単なリスニングや単語確認を行います。
(2) 次に、高校までに学んだ文法や語彙を使いながら、英語で会話し、タスクを達成することを目指します。この活動では、クラスメートとのやり取りや、意思疎通がうまくいかない時に「Pardon?」や「Do you mean ...?」などを使って確認し合うこと(意味交渉)を通じて、自分の伝えたいことが伝わらない場面に気付き、どうすれば伝えられるか考える力を養います。また、その場に応じた柔軟な対応力を身につけます。
(3) タスク終了後には、正しく使えなかった文法や表現を復習し、理解を深めます。
(4) 同じようなタスクを繰り返し行い、必要な文法や表現を身につけていきます。
(5) 学期末には、学習目標が達成できているかを確認するテストを行います。このテストは「できないこと」ではなく「できるようになったこと」に注目し、タスクを達成できたかどうかで評価します。

教科書

Getting Things Done [Book 2], 三修社 978-4-384-33518-7

課外学修等

e-Learning教材の実施状況を成績評価の20%とする。e-Learning教材以外の課外学修は必要に応じて授業で示す。



クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。


投稿日

September 01, 2025