細胞学Ia

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講師大澤 志津江  教授
開講部局理学部/理学研究科 2024年度春学期
対象者理学部・理学研究科 学部3年生

授業の目的

細胞間相互作用を介した恒常性維持や形態形成、その破綻により引き起こされるがんの発生・進展機構の理解を深めるために、当該分野の研究の歴史と最新の成果を学ぶ。

達成目標

受講者が授業終了時に、以下の知識・能力を身につけていることを目標とする。

  1. 細胞競合について理解し、説明できる。
  2. 細胞間相互作用を介したがんと発生制御の仕組みを理解し、説明できる。
  3. 上皮の形態形成とその仕組みについて理解し、説明できる。
  4. 発生現象がロバストであることを理解し、説明できる。

授業の工夫

生命現象の美しさや不思議さ、そしてそれを探求する研究の魅力を学生に伝えることを最も重要視しています。そのため、特に大事な点や覚えておいてほしい内容については繰り返し説明するよう努めています。また、話に熱が入るとつい話すスピードが速くなってしまうことがあるため、できる限りゆっくりと話すことを心がけています。スライドはシンプルに要点だけをまとめ、視覚的にも理解しやすいように工夫しています。

授業の内容や構成

  1. 細胞競合を介した「がんと進化」
  2. がんと発生
  3. 上皮の形態形成
  4. 発生ロバストネス

教科書・参考書

特に指定しないが、必要に応じて講義中に資料を配布する

講義資料

2024年度 細胞学 Ⅰa


クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
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投稿日

November 12, 2024