国内実地研修-2011

course
講師堀尾文彦 教授
開講部局農学部/生命農学研究科 2011年度 集中講義
対象者農学部 資源生物科学科3・4年生 (1単位)

授業の目的およびねらい

農業生産の現場あるいは農業生産を支えるさまざまな活動の現場、さらに農業に直結する応用研究の現場などを実体験することにより、農業生産の臨場感を味わうとともに、講義や実習で学んだことがどのように農業生産に結びつけていくかを実感する。

授業の工夫

「国内研修」は主に 3 年生を対象とした授業である。農学部の資源生物科学科で 3 年間、農学の様々な分野の基礎を学び、その成果を進学や就職などの進路にどう活かすか、悩みの多い時期でもある。「国内研修」は農学部での学習がどのように社会と結びついているか考える絶好の機会であると捉えて欲しい。このため、研修は農学系の学問分野の基礎的理解を前提とした事業所での業務体験を企画した。

通常の講義は得てして学生の側が受け身になりがちであるが、「国内研修」では通常の授業と異なり、学生が主体的に行動することが求められる。「国内研修」を有意義な一単位とするためにも、是非とも「国内研修」への積極的な参加と取り組みを期待するとともに、「国内研修」への参加が進路を考える上での一助となることを願っている。

具体的な講義内容

愛知県農業総合試験場の各研究部、および JA あいち経済連の各部において、実際に行われている研究や作業を体験する。各機関においては、以下のような部署での研修が可能である。

愛知県農業総合試験場

  • 規格普及部、環境基盤研究部、作物研究部、園芸研究部、畜産研究部

JA あいち経済連

  • 畜産部、園芸部、営農支援センター、農産資材部

各研究にも支所などがあるので、研究場所その他については、追って連絡する。また夏休み中の 2 日間〜3 日間程度を使って実施するが、その詳細についても追って連絡する。

スケジュール

以下の研修先から学生が希望する研修先を選択し、2,3 日間の日程で研修を行う。

愛知県農業総合試験場

部署 グループ
企画普及部 企画調整
経営情報
広域指導
環境基盤研究部 生物工学
農業工学
環境安全
病害虫防除
病害虫
作物研究部 作物
水田利用
園芸研究部 野菜
特産野菜
花き
落葉果樹
常緑果樹
畜産研究部
家きん
畜産環境
東三河農業研究所 野菜
花き
茶業
山間農業研究所 稲作
園芸

JA あいち経済連

  • 営農支援センター
  • 園芸部
  • 畜産部

研修発表

成績評価

出席とプレゼンテーションの結果による


投稿日

November 20, 2015