アルティメットはどういったスポーツですか?
アルティメットはフライングディスクを用いたスポーツです。ディスクを持った人が動くことなくパスし、 ラグビーのようなゴールで選手がディスクを受け取ることで得点します。また、このようなルールのため、 選手同士がぶつからないというのも特徴です。
なにを意識して教えていますか?
第一に、いかにスポーツをする機会を作るかというのを意識しています。高3年生の夏以降、学生はスポーツをしていないので、 そのように考えています。
第二に、集団でプレーすることで学生同士がコミュニケーションをとることを目指しています。 大学は知り合いがゼロの状態から学生は他の学生と交流しますが、教室ではそのようなことは起こりにくいです。 そこで、学生で毎回の授業ごとで、基礎練習を行うペアのメンバーを変えています。それにより。学生が会話し、交流する機会を設けています。
なぜこの種目を開講しているのですか?
当初は非常勤の教員がこの科目を担当しており、自分は専門ではありませんでした。しかし、アルティメットについて知るうちに、 良さに気づきました。それは、男女ともに楽しめるということです。アルティメットは選手同士がぶつからない種目ですから、 男女の力の差がそこには生じません。それゆえ、選手全員が対等に楽しむことが出来ます。
大学で体育を学ぶ意義とは?
まず、体力をつけることです。基礎体力がないと何もできないという考えを持っています。運動をあまりしない受験期の後の大学1年生という時期に、 体育の授業を受ける意味があると考えています。次に、メンタルヘルスに役立てられるということがあります。体育の授業は毎週、出席をとります。 来ていない学生や様子が気になる学生に気づきやすく、学生支援センターとも連携がとりやすくなっています。
他のインタビューを見る
太極拳 張先生インタビュー
アダプテット 山本先生インタビュー