がんリハビリテーションと私

チャンスが来たらそれをうまく生かして

私が保健学科に着任したのは平成27年5月で、10年間勤務をさせて頂きました。研究室ゼミの学生にも恵まれ、非常に有意義な時間を過ごすことができましたのも皆様のおかげと思います。保健学科では小児健診、高齢者健診、がんリハビリテーションの三つを研究テーマとし、最終講義ではこれらのテーマに沿って研究の成果を述べさせて頂きました。特にがんのリハビリテーションというテーマは着任前までがん専門病院で勤務していたこともあり、私の研究のメインテーマとなりました。 学生の皆様にはチャンスが来たらそれをうまく生かして欲しいと思います。いったんチャンスを逃してしまうと次のチャンスはなかなかやってこないことが多く、常にアンテナを張っていくことが重要です。名大生の皆さんが世界でご活躍されることを期待しています。

講師紹介

杉浦　英志（すぎうら・ひでし）大学院医学系研究科　教授

職歴

• 名古屋大学 大学院医学系研究科 リハビリテーション療法学専攻 理学療法学講座 教授　2015年5月 - 2025年3月
• 愛知県がんセンター中央病院 整形外科 部長　2003年6月 - 2015年4月
• 愛知県がんセンター中央病院 整形外科 医長　2002年4月 - 2003年5月
• 名古屋大学医学部 整形外科 助教授　2002年2月 - 2002年3月
• 名古屋大学医学部 整形外科 講師　2000年3月 - 2002年1月
• 名古屋大学医学部 整形外科 医局長　1999年1月 - 2000年2月
• 名古屋大学医学部 整形外科 助手　1998年1月 - 1998年12月
• 名古屋記念病院 整形外科 部長　1995年4月 - 1997年12月
• 名古屋大学 医学部附属病院 整形外科 医員　1991年4月 - 1995年3月
• 厚生連渥美病院 整形外科 医員　1989年7月 - 1991年3月
• 市立岡崎病院 整形外科 医員　1987年4月 - 1989年6月
• 市立岡崎病院 研修医　1985年4月 - 1987年3月

学位

• 医学博士 （1992年11月 名古屋大学）

研究キーワード

骨軟部腫瘍，リハビリテーション

＊講義動画に動物実験の画像が含まれます

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