ナノバイオデバイスと量子生命科学が拓く未来医療

2023年度退職記念講義

講師馬場嘉信 教授
馬場嘉信 教授
開講部局工学部/工学研究科
日時2024/3/28 15:55-16:40
場所豊田講堂特別会場 :https://babalab.movabletype.io/BBC.html
馬場嘉信 教授
講師馬場嘉信 教授
開講部局工学部/工学研究科
日時2024/3/28 15:55-16:40
場所豊田講堂特別会場 :https://babalab.movabletype.io/BBC.html

講師紹介

馬場 嘉信(ばば・よしのぶ) 未来社会創造機構

ナノバイオデバイスと量子生命科学が拓く未来医療

名古屋大学における20年間の研究において、ナノテクノロジーとバイオテクノロジーの融合によるナノバイオデバイスという新しい概念を先見的に提案するともに、ナノバイオデバイスによるDNA等の生命分子全解析に基づき新しい医療を開拓するための研究を展開してきました。生命分子解析に加えて細胞・生体イメージングおよびウイルス・PM2.5などの生体外環境解析とビッグデータAI解析が、先端医療開拓による健康長寿社会実現に必要不可欠であることを明らかにするとともに、ナノバイオデバイスとAIを融合したナノバイオAIデバイスを多数開発、量子センサなどの量子生命科学分野を創成することで、先端医療開拓と健康長寿社会の実現を目指した研究開発を展開してきました。最終講義では、これまでの研究成果の概要と今後の研究発展の方向性について紹介します。

メッセージビデオ

学歴

  • 九州大学 理学研究科 化学専攻 1983年4月 - 1986年3月
  • 九州大学 理学研究科 化学専攻 1981年4月 - 1983年3月
  • 九州大学 理学部 化学科 1977年4月 - 1981年3月

職歴

  • 名古屋大学 未来社会創造機構 ナノライフシステム研究所 教授 機構長補佐 2022年6月 - 現在
  • 名古屋大学 未来社会創造機構 機構長補佐 教授 2022年4月 - 現在
  • 名古屋大学 大学院工学研究科 生命分子工学専攻 専攻長 教授 2022年4月 - 2023年3月
  • 東北大学 多元物質科学研究所 客員教授 教授 2022年4月 - 2023年3月
  • 量子科学技術研究開発機構 量子生命・医学部門 量子生命科学研究所 所長(センター長) 2021年4月 - 現在
  • 量子科学技術研究開発機構 量子生命科学研究拠点センター 所長(センター長) 2021年2月 - 現在
  • ONCOLille, フランスLille がん学際領域研究所 国際科学諮問委員会 特別招へい教授 2020年12月 - 現在
  • 名古屋大学 未来社会創造機構 ナノライフシステム研究所 量子科学技術・量子生命科学研究部門 教授 2020年7月 - 現在
  • 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 技術戦略研究センター(TSC) フェロー フェロー 2020年4月 - 現在
  • 量子科学技術研究開発機構 量子生命科学領域 所長(センター長) 2019年4月 - 2021年3月
  • 名古屋大学 高等研究院 運営推進委員 教授 2019年1月 - 現在
  • 名古屋大学 未来社会創造機構 ナノライフシステム研究所 所長(センター長) 2018年10月 - 2022年3月
  • JST CREST 「細胞外微粒子に起因する生命現象の解明とその制御に向けた基盤技術の創出」 所長(センター長) 2017年4月 - 現在
  • 東京大学 大学院理学系研究科 専攻共通流通講座(化学) 教授 2017年4月 - 2019年3月
  • 高雄医科大学 薬学部 特別招へい教授 2017年2月 - 現在
  • 名古屋大学 先端ナノバイオデバイス研究センター 所長(センター長) 2015年4月 - 2019年3月
  • 名古屋大学 未来社会創造機構 教授 2014年4月 - 現在
  • 名古屋大学 シンクロトロン光研究センター 所長(センター長) 2012年4月 - 2015年3月
  • 名古屋大学 シンクロトロン光研究センター 副センター長 2011年8月 - 2012年3月
  • 名古屋大学 革新ナノバイオデバイス研究センター 所長(センター長) 2010年12月 - 2015年3月
  • 名古屋大学 総長補佐(産学官連携担当・研究推進担当) 2010年4月 - 2012年3月
  • 産業技術総合研究所 健康工学研究部門 研究顧問 併任 2010年4月
  • 名古屋大学革新ナノバイオデバイス研究センター センター長(併任) 2010年3月 - 2015年3月
  • 名古屋大学 大学院医学系研究科 協力講座教授 2008年4月 - 現在
  • 名古屋大学 総長補佐(産学官連携担当・研究推進担当) 2008年4月 - 2012年3月
  • 名古屋大学 総長補佐(研究推進担当) 2008年4月 - 2010年3月
  • 自然科学研究機構・分子科学研究所・客員教授 2007年4月 - 2009年3月
  • 名古屋大学 プラズマナノ工学研究センター 教授 2006年10月 - 現在
  • 名古屋大学 予防早期医療創成センター 教授 2006年8月 - 現在
  • 産業技術総合研究所 健康工学研究センター 副センター長 併任 2005年4月 - 2010年3月
  • 名古屋大学大学院工学研究科 教授 2004年10月
  • 産業技術総合研究所 単一分子生体ナノ計測研究ラボ ラボ長 併任 2002年10月 - 2005年3月
  • 徳島大学薬学部 教授 1997年4月 - 2005年3月
  • 神戸薬科大学薬学部 助教授 1996年4月 - 1997年3月
  • 神戸女子薬科大学薬学部 講師 1990年4月 - 1996年3月
  • 大分大学教育学部 講師 1988年4月 - 1990年3月
  • 大分大学教育学部 助手 1986年6月 - 1988年3月
  • 日本学術振興会 特別研究員 1986年4月 - 1986年5月

取得学位

  • 理学博士 ( 1986年3月 九州大学 )

研究キーワード

ナノテクノロジー、分析化学、個別化医療、ゲノム、バイオテクノロジー

所属学協会

  • 日本化学会 生命化学研究会会長 2002年4月 - 2005年3月
  • 化学とマイクロ・ナノシステム研究会 会長 2006年4月 - 2009年3月
  • アメリカ化学会 Anal. Chem.副編集長
  • 王立化学協会 フェロー, Lab on Chip編集委員、Nanoscale編集委員 2005年4月 - 現在
  • アメリカ科学振興協会
  • アメリカ応用物理学会 Biomicrofluidics編集委員
  • 国際ナノメディシンアカデミー 理事
  • アジアパシフィックナノメディシンアカデミー 会長
  • 電気学会 バイオ極限分析調査専門委員会委員長 2006年4月 - 2009年3月
  • アメリカナノメディシンアカデミー フェロー 2006年4月 - 2007年3月
  • 日本化学会 生命化学研究会幹事 2004年4月 - 現在
  • 日本薬学会 薬学研究ビジョン部会会長 2004年4月 - 2007年3月
  • 日本分析化学会 1984年4月 - 現在
  • 日本電気泳動学会
  • 日本バイオマテリアル学会 評議員
  • 近畿化学協会
  • 日本希土類学会
  • 化学センサ研究会
  • クロマトグラフィー科学会
  • 日本分子生物学会

講義資料

ナノバイオデバイスと量子生命科学が拓く未来医療



クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。

投稿日

January 18, 2024