2022年度退職記念講義
講師 | 片山新太 教授 | |
---|---|---|
開講部局 | 未来材料・システム研究所 | |
日時 | 2023/3/11 14:00-15:30 | |
場所 | 野依記念学術交流館カンファレンスホール |
講師 | 片山新太 教授 |
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開講部局 | 未来材料・システム研究所 |
日時 | 2023/3/11 14:00-15:30 |
場所 | 野依記念学術交流館カンファレンスホール |
振り返れば、(故)松村文夫先生の言葉、「知識にとらわれず自由な発想でアイデアを考えること、アイデアを実現・実証する方法を知識経験に基づき組立て実施すること、得られた成果を広い知識に基づいて批判すること、この三つを休まず続けること」を思い出します。2 番目と 3 番目は広く知識を習得し経験を積めば可能になりますが、「新しいアイデアを考える」のは容易ではありません。教えてもらうことはできませんし、学んだ知識とは必ずしも一致しないからです。相談しても、まあダメじゃない?と言われるでしょう。つまり、「新しいアイデアを考える」とは、「自分を信じて自分の正しさを証明する」ことに挑むことであり、とても勇気がいることなのです。結果が予想できないという意味では人生も同じです。是非、自分を信じ、研究そして人生に挑み、その瞬間を楽しんでください。
片山 新太(かたやま・あらた) 未来材料・システム研究所教授
東京工業大学 大学院総合理工学研究科 化学環境工学専攻 1981 年 4 月 - 1986 年 3 月
東京工業大学 資源化学研究所 資源循環研究施設 1980 年 11 月 - 1981 年 3 月
広島大学 工学部 1980 年 4 月 - 1980 年 9 月
広島大学 理学部 化学科 1976 年 4 月 - 1980 年 3 月
名古屋大学 未来社会創造機構 特任教授 2023 年 4 月 - 現在
名古屋大学 未来材料・システム研究所 教授 2015 年 10 月 - 2023 年 3 月
名古屋大学エコトピア科学研究所副所長 2007 年 4 月 - 2010 年 3 月
名古屋大学エコトピア科学研究所教授 教授 2005 年 4 月 - 2015 年 9 月
名古屋大学エコトピア科学研究機構教授 教授 2004 年 4 月 - 2005 年 3 月
名古屋大学難処理人工物研究センター教授 教授 2000 年 7 月 - 2004 年 3 月
名古屋大学大学院生命農学研究科助教授 准教授 1999 年 4 月 - 2000 年 6 月
名古屋大学農学部助教授 准教授 1993 年 2 月 - 1999 年 3 月
カリフォルニア大学デービス校環境毒物学科博士研究員 助手 1988 年 7 月 - 1990 年 6 月
名古屋大学農学部助手 助手 1986 年 4 月 - 1993 年 1 月
工学博士 ( 1986 年 3 月 東京工業大学 )
工学修士 ( 1983 年 3 月 東京工業大学 )
理学士 ( 1980 年 3 月 広島大学 )
環境負荷低減技術, 環境生物工学, バイオレメディエーション, 嫌気性微生物学, 細胞外電子伝達, 腐植物質
環境科学会 環境科学会 評議員, 理事 2003-2006, 2007-2010, 2013-2019, 監事 2020- 2021 年 3 月 - 2023 年 3 月
日本農薬学会 評議員 1999-現在, 日本農薬学会誌編集委員長 2009-2010, 編集委員 1993-2005, 2007-2017 他
日本微生物生態学会 編集委員幹事, 評議員 1995-1996, 2007-2008
日本水環境学会 年会シンポジウム等検討委員会委員 2006-2008
地盤工学会 ISO TC190 日本委員 2000 年 4 月 - 現在
資源循環廃棄物学会 東海北陸支部常議員 2003 年 4 月 - 現在
日本土木学会
日本農芸化学会 中部支部評議員、参与 2009 年 4 月 - 現在
日本土壌微生物学会 評議員 2007-2009
日本生物工学会
国際微生物生態学会
日本土壌肥料学会 欧文誌編集委員 1989-1991,1999-2000
アメリカ化学会
International Water Association
International Society for Microbial Electrochemistry and Technology
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March 17, 2023