講師 | 丸尾 誠 教授 |
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開講部局 | 教養教育院 2024年度秋学期 |
対象者 | 学部生 |
中国語をはじめて学ぶ受講生を対象に、基礎的な文法や語彙の学習、および初歩的な言語の運用を通して中国語圏の文化や世界観を学びます。そのプロセスにおいて多様な人々との協働の重要性を認識し、多文化に対する開かれた寛容な姿勢を養成するとともに、想定外の諸局面に対応する柔軟性を培います。(中国語科の統一シラバスの文言を一部変更してあります)
はじめて中国語を学ぶ受講生を対象に、一貫した授業計画に基づいて中国語に関する基礎的な知識を学ぶとともに、実用的な運用能力を養います。「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能をバランスよく総合的に身につけます。また、中国語圏の文化・習俗・歴史・社会事情等について理解を深めることを目指します。(中国語科の統一シラバスの文言を一部変更してあります)
中国語の初級段階を総合的に学習し、音声面・文法面・表現面において中国語の全体像がつかめるような基礎的能力の養成を目標とします。中国語基礎1は中国語基礎2と同じテキストを使用し、基本文法の理論的な説明だけでなく、身近な分かりやすい実用的例文を多く学習すること、語順・基本文型等について、日本語と中国語の比較を行うことにより、中国語の基礎固めを達成します。また、言葉の勉強を通じて、中国社会の現状や中国の人びとのものの見方・考え方に親しむよう努めます。具体的な授業内容は以下の通りです(中国語科の統一シラバスの文言を一部変更してあります)。
受講生は様々な目的で国語を選択し、学んでいます。将来就職の際に役に立つかもしれないので身につけておきたい、中国に旅行に行きたいので実用的な表現を学びたい…。皆に共通しているのは中国語母語話者と直接、中国語でコミュニケーションを取ってみたいという想いがあることです。外国語は一朝一夕に身につくものではないことは明白で、継続的な学習が不可欠ですが、実際 には受講生は自分の専門の勉強に追われ、授業以外では中国語に積極的に触れる機会はないというのが現状だと思われます。やはり 自ら進んで学習するためには中国語に興味を持ってもらう必要があり、そのためには中国語(学習)を好きになってもらいたいという強い思いを抱いて毎回の授業に臨んでいます。私自身が念頭に置いている方針としては「分かりやすく文法を説明する」「とにかく中国語を発音してもらう」「受講生に自信を持ってもらう」「日本語との相違に随時言及することにより、『言葉』というものに 興味を持ってもらう」「中国の事情・文化を紹介して中国の動向にも関心を寄せてもらう」といったことが挙げられます。
相原茂・蘇紅『スイスイ音読 入門中国語』朝日出版社
中国語基礎2とともに履修すること。
試験および平常点により評価。平常点は授業への参加状況、授業態度で総合的に判断します。
授業時における教員のアナウンスに十分注意すること。履修取り下げにあたり、履修取り下げの申し出を必要としない。期末試験を欠席した場合は「W」評価とする。
最初の授業でガイダンスを行います。
参考書、辞書についてはガイダンスで説明します。
初級中国語の最重要ポイントは発音です。十分な時間をかけて練習を繰り返します。
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September 06, 2024