インフォマティックス4

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講師長岡 正隆 教授 ほか
開講部局情報学部/情報学研究科 2022年度秋学期
対象者情報学部1年生

授業の目的

情報学の入門として,自然や生態に基づくアルゴリズムなどや,量子計算を代表とする非ノイマン型計算方法について紹介する。さらに量子コンピュータ,材料情報,人工タンパク,DNA コンピュータ,粘菌コンピュータ等についてオムニバス形式で講述する(オムニバス方式/全 8 回)。

到達目標

情報学の入門として,自然や生態に基づくアルゴリズムなど非ノイマン型計算方法について紹介する。

授業の工夫

三学科(自然情報学科、コンピュータ科学科、人間・社会情報学科)の新入生全員が、必須科目として受講する授業なので、どの皆さんにも興味をもって貰えるような題材を選んでいます。
とくにミクロの世界の量子や生命の不思議さ、そのコンピュータへの展開などを取り上げています。
またビッグナンバーとしてのアボガドロ数の異常な多さについても触れています。

授業の内容や構成

我々が現在用いているノイマン型計算機の限界を越えるために,新しいアルゴリズムや様々な計算方法が提案されている。本講義では,自然・複雑システム系における情報学の入門として,自然や生態に基づくアルゴリズムなどや,量子計算を代表とする非ノイマン型計算方法について紹介する。具体的には,量子コンピュータ,材料情報,人工タンパク,DNA コンピュータ,粘菌コンピュータ等についてオムニバス形式で講述する。

  1. ガイダンス(長岡)
  2. 量子コンピュータの歴史(ブシェーミ)
  3. 量子コンピュータの基礎(ブシェーミ)
  4. マテリアルズ・インフォマティクス(長岡)
  5. 人工タンパク(太田)
  6. DNA コンピュータ(鈴木)
  7. 粘菌コンピューティング(鈴木)
  8. 総括(全員)

成績評価の方法と基準

講義中に与える演習課題の評価。合計 100 点満点で 60 点以上を合格とする。

教科書・参考書

教員が作成したプリントを配布する。

課外学習等

講義において説明した理論を理解するために課題を与える。

講義資料

講義資料


クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
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投稿日

May 01, 2023