だいじょうぶか!-公教育-人間発達と社会の持続的発展の視点から-2009

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講師中嶋哲彦 教授
開講部局研究協力部社会連携課 2009年度 公開講座
対象者満18才以上の方

講義内容

「ゆとり教育」批判をきっかけに、また経済不況の閉塞感に駆り立てられて、人々は学力向上にがむしゃらにがんばっている。しかし、人々がしゃかりきになればなるほど、「学力=得点能力、学習=テスト対策」という風潮が強まってきた。「学力=競争手段」と考えて、公教育を排他的競争の場に変えようとする動きもある。また、学業成績が振るわない子どもや経済的に不利な人々が、公教育から排除されはじめている。しかし、学力とは人間社会を維持・発展させるための知的共有財産であり、学習とは人間の個及び集団としての発達を保証する営みである。人間発達の視点から、社会の持続的発展のために公教育はどうあるべきか考えてみよう。

講義ビデオ

だいじょうぶか! 公教育 − 人間発達と社会の持続的発展の視点から −

講義資料

だいじょうぶか!公教育 − 人間発達と社会の持続的発展の視点から −


投稿日

March 13, 2020