名古屋大学
受験生のための学部紹介

文学部

教育の基本方針

人間への洞察力と言葉への関心をもち,心と行為を考え,
人文学に論理的思考力をもってアプローチできる人の育成

学部長より

文学部長 佐久間淳一

文学部では人文学を学びます。では、人文学とは何でしょうか。

人文学は、人間が人間である所以(ゆえん)を、人間の行動や思考、あるいは人間が残してきた文化的な所産を通して考える学問です。
このように言うと難しく聞こえるかもしれませんが、要は、人間が人間らしく生きていくために必要な、真の意味での教養を身につけるのが文学部なのです。

技術的に、あるいは金銭的に可能であれば何でも許されるのでしょうか。また、数の力がすべてなのでしょうか。
目先のことに追われて、世の趨勢に流されがちな現代社会において、こうした問いかけができる人材は貴重です。

確かに、文学部で学ぶ学問は、社会に出て直接役に立つというものではないかもしれません。しかし、だからこそ、文学部で学ぼうとする皆さんには、単に知識を学ぶのではなく、人間とはいかにあるべきかという問いを忘れることなく、社会 と積極的に向き合う姿勢を身につけて欲しいと思います。

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教育学部

教育の基本方針

人間の成長発達と教育をめぐる課題を発見し,
教育学・心理学の見地に立って様々なアプローチから,これに取り組める人の育成

学部長より

教育学部長 氏家達夫

21世紀の教育の世界では、グローバル化やさまざまな文化の交流を促進する多文化教育などの影響によって、新たな生き方や社会のあり方が求められています。
20世紀後半には、生涯学習という考え方が広まり、現在では大学がそのための中心的な役割を果たすことが期待されています。
本学部では、研究大学の特徴を生かした多様な学習リソースを活用することによって、将来の飛躍のための知性と熱意をもった人材の育成をめざします。

科学技術の発展によって国と国との物理的距離は圧縮され、インターネットの普及によって世界のできごとを瞬時に取り込むことができるようになりました。しかし、学校教育や家庭教育の課題はさらに複雑化し、ひとのこころの謎も深まるばかりです。
社会が進歩し生活が便利になっても、人間や教育のフロンティアは尽きることがありません。

私どもの学部でみなさんの若い知性と情熱を駆使して、新たな人間の生き方や成熟社会の行方について一緒に追究しましょう。

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法学部

教育の基本方針

現代社会の問題に対し,法的・政治的知識の修得を通じ,
的確かつ総合的な判断や意思決定ができる人の育成

学部長より

法学部長 石井三記

名古屋大学法学部は、戦後の1948年に法経学部としてスタートし、その2年後に法学部として独立いたしましたから、まもなく創立70年を迎えようとしています。
この歴史のなかで、わたしたちは既成の権威におもねることのない自由で闊達な気風、進取の精神を脈々と受け継ぎつつ、時代を切り拓く法学・政治学の研究・教育に邁進してきました。

冷戦構造の終結をみた1990年代以降は、グローバル化の急速な進展を背景に、法学・政治学の国際的展開にも力を入れ、とくに、民主化・市場経済化への体制転換が進行中のアジア諸国に対する「法整備支援」事業に取り組んでおり、留学生の受け入れもおよそ200名という全国の学部・法学研究科では群を抜いたものとなっています。
このような活動が高い評価を受け、2016年にはアジア法交流館が落成し、大学全体のアジア展開の拠点のひとつと期待されているところです。

法学部生の卒業後の進路は、企業など経済・産業界をはじめ、 中央省庁・地方自治体、法曹界(法科大学院進学)、研究・教育職など多彩であり、社会の幅広い分野で名大法学部出身者が活躍しています。

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経済学部

教育の基本方針

経済学の知識やリーダーとしての資質を身につけ,
現代の経済社会が直面する諸課題に挑戦し,解決できる人の育成

学部長より

経済学部長 野口晃弘

名古屋大学経済学部は、その前身である名古屋高等商業学校が設置された1920年から数えると、間もなく100周年を迎えます。

経済学部では、経済学と経営学の両方を学ぶことができますが、いずれの分野でも、生の経済、生の経営を学ぶことができる機会を提供するため、 企業からの講師派遣を受けた特殊講義の開講やセミナーの開催に取り組んでいます。そこでは、ダイナミックな経済の息吹を感じられるはずです。産学連携は、研究だけではなく、教育においても重要な役割を果たすようになっています。

経済のグローバル化は、経済教育・経営教育のグローバル化ももたらしており、海外からの留学生の受入はもちろん、海外への学生派遣の増加にもつながっています。英語によるプログラムの開設や講義の増加もその一環です。
次の100年に向けて、経済学部では、グローバル化と高度IT化の進む実社会の多様な要求に応える人材の養成に取り組んでいます。

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情報学部

情報学部は,(1)情報学を駆使して,取り組むべき課題を発見し,それを解決できる,(2)情報学を駆使して,組織マネジメントや制度設計ができる,(3)情報社会の基盤となる仕組みやシステムを構想・設計できる,という3つの共通的・融合的資質の上に,高度な専門性を兼ね備えた人材の育成を学部教育の基本方針としています。

この共通的な資質と高度な専門性を兼ね備えた融合的人材を育成するため,学科ごとの専門科目と,学科を超えた,学部に共通の科目の二本建てで教育課程を編成します。一定の専門性を身につけた上で,さらに専門性を超えた知識・能力・態度を涵養するため学部共通科目を,1~2年生だけでなく3~4年生に対しても配置しています。これら適切に配置された科目を修得することによって上述の3つの資質・能力等を兼ね備えた人材を育成します。

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理学部

教育の基本方針

自然の理を解き明かそうとする探究心をもち,
独創的で柔軟な思考ができる人の育成

学部長より

理学部長 松本邦弘

名古屋大学理学部は、数理学科、物理学科、化学科、生命理学科、地球惑星科学科の5つの学科から構成されています。
1年次には各学科への分属はせず、主に基礎科目、教養科目を受講し、自然科学、人文科学、語学などについて幅広い教養を身につけます。この教育プログラムは、理学部教育の大きな特長です。
2年次からは各学科に分属して専門教育が始まり、4年次では自らの発想を駆使して課題に挑み、研究を展開することになります。

理学とは、「宇宙はどのように成り立っているのか」、「物質の根源は何か」、「生命とは何か」など、自然界を貫く真理を追求する学問です。
私たちは、さまざまな自然の謎・疑問と出会い、それらを解明し、真理を自然から学んできました。
解明された一つの「知」は、次なる「未知」 を生み出し、この自然の「理(ことわり)」の解明は永遠に続きます。
皆さんもぜひ、私たちと自然の謎や疑問の解明に、一緒にチャレンジしてみませんか。

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医学部

教育の基本方針

科学的論理性と倫理性・人間性に富み,
豊かな創造力・独創性と使命感をもって医学研究及び医療を推進する人の育成

学部長より

医学部長 髙橋雅英

私たちの使命は、安全で安心な日本の医療を向上させつつ、国際的な視点を持って明日の医学・医療を開拓できる人材を育成することにあります。
名古屋大学医学部の教育の特徴は、自立性の尊重と国際感覚の涵養にあります。医学科では、学生の自主性を重視し、3年次に半年間の基礎医学教室への研究室配属により研究に専念させ、その成果を国内学会、国際学会に発表させています。
また平成23年度より東京大学、京都大学、大阪大学と連携し、国際的に活躍できる研究医育成のため、基礎医学研究者育成プログラムを開始しました。
6年次には、英語能力の高い学生を選抜し、ジョンスホプキンス、デューク、ウィーン、フライブルグ大学など、欧米の一流大学で臨床実習を体験させ、国際感覚を涵養しています。
保健学科では、わが国の医療技術をリードする教育・研究体制を整えており、「医の心」を理解する心優しい医療人の育成を目指しています。

名古屋大学医学部は地域医療を支え、国際的に活躍できる医学・医療のリーダーを育成する使命を担っています。
140年に及ぶ歴史をもつ医学部として、先達が築き上げてきた伝統に誇りをもち、未来に向かってさらに飛躍していきたいと願っています。

▼医学科

▼保健学科

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工学部

教育の基本方針

基礎科目を重視し,現在の科学・技術の水準を理解し,
創意改善しながら工学を応用する能力のある技術者・研究者の養成

学部長より

工学部長 新美智秀

「工学」は、叡智を結集して社会の役に立つ技術を探求する総合的な学問分野で、化学、材料、電気、機械、建築、土木など多岐にわたる専門分野のみならずそれらの融合分野も包含しています。
名古屋大学工学部は、世界を代表するものづくり産業の集積地に位置し、我が国及び世界の技術・工学の発展および産業界・学術界で活躍する人材育成に貢献してきました。

工学部では、平成26年に赤崎特別教授と天野教授が青色LEDの開発でノーベル賞を受賞し、省エネルギーへの社会貢献が高く評価されました。
お二人の強い信念とあきらめない努力の結果であることは言うまでもありません。

皆さんも、本学で私たちと共に「工学」を学び、現代社会で直面する諸問題に果敢に挑戦し、将来は社会の発展のために大いに活躍していただきたいと願っています。
名古屋を一望する緑あふれる東山の地で、みなさんと自由闊達に意見を交わし、世界に向けて研究成果を発信できる日を楽しみにしています。

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農学部

教育の基本方針

農学の知識と素養を身につけ,生き物に対する豊かな人間性,
総合的判断力及び創造的解決力をもち,社会に貢献する人の養成

学部長より

農学部長 川北一人

農学は人類と地球の存続をはかるための学問、すなわち平和のための学問です。
農学が今日抱える課題は、世界的人口増加に伴う食料確保、安全な食の保証、健康の維持と増進、人間の活動と自然環境との調和など多方面に広がっています。
これらは、いずれも地域特有の課題であると同時に国際的な普遍的課題でもあり、従来の枠組みにとらわれない対応が求められています。
その解決に向けて、分野融合的な新分野を創造することができるイノベーション人材、地球規模の視野とマインドを持ったグローバル人材の活躍が期待されています。

農学部では、このような人材育成に向けて、幅広い基礎科学の知識と深い専門性を体系的に学べるような教育プログラムを実施しています。
最先端の研究成果に基づく講義、主体的に学ぶ演習、体験型研修など、学部と大学院が連携した授業を通して、各国からの留学生とともに多くのことを学ぶことでしょう。意欲ある皆さんをお待ちしています。

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