タグ「臨床」には 5 個の授業があります.

私は昭和50年名古屋大学医学部を卒業し、内科医として計4年勤務後、母校に血液内科医として戻ってきました。その後、免疫学教室に移り、研究と教育に従事しました。英国への留学、国立長寿医療研究センターと多彩な場所での研究生活を送り、最後に10年間母校の教授ができたことはとても恵まれていました。私が卒業した頃と現在を比較しますと、研究の面でも医学の臨床の面でも、とても進歩しました。日本中の人が世界に追 ....

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精神障害の特徴は、中枢神経系高次機能の障害としての生物学的特性を有する点と、個人を取り巻く心理・社会的要素が環境因子としてその病態や臨床に影響する、という点にある。したがって、生物・心理・社会という多面的なとらえ方が、精神障害の理解においては重要である。本講義においてもこの点に留意して、精神症状の把握・評価、検査、薬物療法を中心とした身体的治療、精神療法(心理社会的治療)、精神障害の成因論とい ....

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誰しも一度は心に浮かぶ「私とは何か?」、「私はどこから来たのか?」という疑問は、ギリシャ・ローマの時代から提起されている、人間にとってもっとも根源的・普遍的な疑問です。私たちの学ぶ医学は、病気を対象とする科学であると共に、この「私とは何か?」という疑問を物質的な基盤から追及してきた学問でもあります。この講義では、生物の化学で学んだ私たちの体を構成する物質についての知識を元に、私たちの遺伝とは何 ....

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私は名古屋大学医学部を1976年に卒業し、医師としての研修を終えて、81年に大学へ戻ってきました。医学部ではこれを“帰局”と称し、学位取得が主な目的でした。当初、私自身は箔をつけて再び病院へ出ようと考えていたのでしたが、研究が面白くなり、ズルズルとお世話になりました。面白くなったきっかけの一つは、理学部で分子生物学(者)と出会ったことですが、90年代からの“がん分子標的治療”の流れにうまく乗れ ....

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私は、1976年金沢大学医学部卒業後、しばらくは臨床に従事してきましたが、1981年シカゴ大学への留学を機に研究に携わることになりました。そして、留学中に名大環境医学研究所(環研)からお誘いがあり、1984年から約30年間環研で医学研究を続けてきました。1997年には教授に就任しましたが、翌年松尾総長により招集された「名大の将来を語る会」の第1期メンバーの一員として加わることができ、医学部のみ ....

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