日本語口頭表現法

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講師石﨑 俊子 准教授
開講部局教養教育院 2022年度春学期
対象者学部1年生

授業の目的

本授業科目は,専門的学習のツールとして外国語の能力を高め,異文化理解を深めて,国際社会に相応しい教養を育むことが目的である。特に大学での研究を行う上で必要とされる口頭表現を日本語で行えるスキルを身に付けることが目的である。

授業の工夫

教師が評価をするだけでなく、授業の中のポスター発表とプレゼンテーションは学生と評価基準を共有し、ピア評価、そしてピアフィードバックも行う。ピア評価を行うことにより、自分の発表も色々な角度から見直すことができるようになり、さらに良い発表へと結びつくと考えている。また、ピアフィードバックもどのようにすれば、自分の言いたいことをどのように伝えれば相手に理解してもらえるかを考えることによりコミュニケーション能力の向上も期待することができる。一方的にプレゼンをし、教師に評価をされるだけでは得られない多角的な見方、そしてソーシャルスキルも学べる授業になるように工夫している。

授業の構成

この授業では、「ポスター発表」と「プレゼンテーション」において必要な口頭表現の基本を身につける練習をします。自分の興味のあるトピックや分野の発表をします。各発表のあとは受講者同士でお互いの発表にコメントするピア評価を採用します。

1.オリエンテーション

2.ミニプレゼンテーション1

3.ミニプレゼンテーション2

4.ポスター発表準備1

5.ポスター発表準備2

6.ポスター発表準備3

7.ポスター発表

8.ポスター発表

9.ポスター発表評価

10.プレゼンテーション準備1

11.プレゼンテーション準備2

12.プレゼンテーション準備3

13.プレゼンテーション1

14.プレゼンテーション2

15.プレゼンテーション評価

達成目標

1.発表等において必要な口頭表現の基本を身につけることができる。
2.自分の意見を相手に説得力をもって述べることができる。

教科書

安藤節子他(2020年)『トピックによる日本語総合演習 テーマ探しから発表へ』スリーエーネットワーク

このほか、必要に応じて授業で示す。



クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この作品は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。


投稿日

January 16, 2023