動物生理学2-2011

default_image
講師束村博子 教授, 村井篤嗣 准教授
開講部局農学部/生命農学研究科 2011年度 後期
対象者農学部生物環境学科・資源生物科学科・応用生命科学科2年生 (2単位週1回全15回)

授業の内容

哺乳類の内分泌系、生殖機能、腎臓の働き、消化・吸収などについて講義する。講義の前半(内分泌系、生殖、腎臓)は束村が担当し、後半(消化・吸収)は村井が担当する。

授業の工夫

本講義は、動物の生体機能を理解するための基礎科目であることから、基礎知識が着実に身につくよう工夫しています。生理学が網羅する学習範囲は膨大なため、しばしば重要なポイントがわかりづらくなります。そこで、実際の講義ではスライドだけでなく、重要な内容を板書するようにしています。また、講義を開始する前に、ほぼ毎回、前回の講義の内容を対象に小テストを実施しています。小テストへの備えが、復習を兼ね、さらには実際の講義での理解を助けます。

授業の目標

動物の生理機能のうち、内分泌系、生殖機能、腎臓の働き、消化・吸収について学び、生理学的基礎知識を習得することを到達目標とする。そして、生命維持や種の保存のために営まれている動物の体内活動を理解する。

関連科目

動物生理学1(受講にあたっては本科目を履修していることが望ましい)、 動物生理学3

教科書

必要に応じてプリントを配布する。

参考書

高橋迪雄訳「獣医生理学(第二版)」文永堂、2000 年

スケジュール

講義内容
1 内分泌器官
2 各種ホルモンのはたらき
3 受容体とリガンド
4 血糖調節メカニズム
5 生殖機能制御メカニズム
6 動物の繁殖
7 腎臓の働き
8 消化管の構造と機能
9 消化管機能の調節
10 消化管の分泌
11 口腔内消化と胃内消化
12 小腸内消化
13 三大栄養素の消化と吸収
14 無機質・ビタミン・水の吸収
15 発酵消化
定期試験

講義ノート

講義資料

成績評価

定期試験(80%)、授業への取り組み(20%)により総合的に評価する。


投稿日

November 20, 2015