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ゲームに勝つためには,プレイヤー間の駆け引きに想像を膨らませて,戦略を練るということが必要となります。この授業では普段触れることのない海外のボードゲームを取り上げ,実際にプレイし,勝つための戦略を考え,皆で議論します。今回は、ocw学生サポーターが授業を体験してきました。授業概要:有田隆也教授「基礎セミナー - ボードゲームを究める」●開講部局:教養教育院●授業時間:2010年度後期木曜4限●対象者:文学部、情報文化学部(自然)、理学部、農学部、工学部、(II,III,IV系)●2単位、週1回全15回 有田先生のページへ
背景
風景1 風景2 風景3 風景4 風景5
-講義の流れ- 学生1
  1. 事前に担当を決められた学生がゲームのルールを解説。
流れ1 皆、食い入るようにスライドを見つめる。戦いはプレイする前から始まっている。 賑やかになる教室ocw学生サポーターもゲームに参加。 流れ2 学生2
  1. グループにわかれてプレイ、中盤にグループ交代。

OCWサポーター市之瀬

  1. 担当の学生はプレイに参加せず、サポートや戦略の分析を行う。途中でグループを入れ替える。

流れ3 皆がスムーズにプレイできるようがんばっています。 流れ4
  1. 最後に先生がゲームの解説・まとめをする。
授業を見学してみて:最初は皆、「とりあえずプレイ」しているように見えた。しかし、ゲームのコツがわかると、段々とその目つきが変わり、様々な駆け引きが始まる。会話を交えつつプレイしていた学生たちの口数が徐々に減っていき、授業の雰囲気はガラリと変わった。全員、ボードゲームに集中する様には、他の講義と違った緊張感がある。想像していたより人数が少なかったものの、そのおかげで集中できる環境が作られていた。「学部一年に戻ってこの授業を受けたい!」と思ってしまう授業であった。OCW 学生サポーター 理学部二年 山本
-インタビュー- 「考える喜びを伝えたい」

授業を終えてのアンケート

有田先生の授業で扱っている、ドイツのボードゲームは、基本的に人と人とのインタラクションを楽しむものです。プレイすることによって、インタラクションに関わる想像力をトレーニングする効果もあると、有田先生は言います。

インタビュアー 市之瀬(以下、市):「ボードゲームで遊ぶ」という授業をして、良かったことは何ですか?

有田先生 (以下、有):一番は生徒が楽しそうであることですね。学期の後半あたりに授業についてのアンケートを行うのですが、「とても面白いし頭を使う」「とても楽しい」など、文句が一つも出ないのです。

市:へぇぇ、凄いですね。

有:この授業では様々なドイツのゲームを使っているのですが、ドイツには日本では考えられない文化があります。例えばドイツでは、人の家に行く時のお土産がボードゲームだったりする。

いろんな面から、こういう世界もあるんだという発見も含めて、面白いと言ってくれているのだと思います。ゲームはすごく盛り上がりますよ。まるで映画でも観ているような感覚に陥るほど、ドラマチックな場面もありました。

市:なぜボードゲームを使った授業をしようと思われたのですか?

有:今の学生の皆さんを見ていると、ただ“こんな人生になるんだろうな”という気持ちで、そこそこ成功して生きているように思います。彼らは“自分からこれをやりたい”というモチベーションが少ない。そして普通の授業では、学生からのレスポンスはほとんど無いという状態です。

市:そうですね。

有:私は学生に考える喜びを伝えたい。授業に学生が喜んで参加して考えたり、友だち同士でだまし合ったり、何を考えているのかと疑心暗鬼になったり、協力したり、などゲームを通じて考える楽しさを味わってほしいと思いました。

市:ボードゲームで遊ぶという「体験」によって学べることは何だとお考えですか?

有:私は専門において、コンピュータ上で何かのルールを決めて何が起きるかという、新しい形の思考実験を行っています。例えば人と人がいた場合、ルールを決めてコンピュータ上で動かすと、何か呟いているうちに言語や文法が生まれます。言語というものはこういう風になろうという完成形が決まっているのではなく、やり取りしていくうちに生まれてくるものです。そして、私はゲームもこれと同じだと思うのです。

市:それはどうしてですか?

有:ゲームも先程の話の思考実験も、やってみないとわからないものです。ゲームにはいろんな要素が含まれているため、何かをする前にどうなるかというシミュレーションをすることがとても重要になります。いろんなことがこのゲーム、小さな世界の中で、体験が出来る。それは、この先の人生においてもすごく役立ちますね。

市:ボードゲームを使う、という独自の面白い授業の中で、学べることは沢山あるのですね。有田先生、ありがとうございました。

授業体験とインタビューを終えて:ocwサポーター 文学部3年 市之瀬由佳 対談

●授業に参加して●
授業の雰囲気はとても明るくて、その中でもみんな真剣にゲームに取り組んでいました。そして、相手と一緒に楽しもうという気持ちが表れていました。とても楽しくて中身の濃い時間でした。

●自分の頭で考え、実行する●
この授業ではすごく頭を使います。みんな初めはそのゲームを体験したことは無いので、一から自分の頭で戦略をすばやく考える必要があります。

また、自分や相手がゲーム中に何か失敗をしたときは、それも次に生かすことが大事になります。ゲームに優勝した学生は、 授業の成績が多少加点されるという工夫も、この授業をさらに面白くしているのだと思います。

●この授業で学べること●
自分の頭で考えることが必要なため、毎回すごく思考力や想像力が上がるのだろうなと感じました。さらにゲームは数人で行うため、他の人の考えにも刺激を受けることが出来ます。

人と関わることが好きで、楽しく自己成長したい人にはとても良い授業だと思いました。

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http://ocw.nagoya-u.jp/