サイトマップお問合せヘルプ
シラバス
  • 授業一覧から探す
    • 教養教育院
    • 文学部・人文学研究科
    • 文学研究科
    • 国際言語文化研究科
    • 教育学部・教育発達科学研究科
    • 法学部・法学研究科
    • 経済学部・経済学研究科
    • 情報学部/情報学研究科
    • 情報文化学部
    • 情報科学研究科
    • 理学部・理学研究科
    • 医学部・医学系研究科
    • 工学部・工学研究科
    • 農学部・生命農学研究科
    • 国際開発研究科
    • 多元数理科学研究科
    • 環境学研究科
    • 創薬科学研究科
    • 国際教育交流センター
    • 国際言語センター
    • G30 for everyone
    • 名古屋大学ラジオ公開講座
    • 退職記念講義アーカイブ
    • 退職記念講義2016
    • nuocwをフォローしましょう
    • 過去の特集ページ
    • 教員の方へ
    • NU OCW Podcast
      RSS を iTunes の "Podcast" にドラッグ&ドロップすると、ポッドキャストが登録されます。
      (iTunesは最新版をお使いください)
  1. ホーム >
  2. 法学部・法学研究科 >
  3. 民法 II >
  4. シラバス
授業ホームシラバス講義資料

授業の目標

  • 経済取引秩序の基底にある物権法の理論を理解する。
  • 担保の学習を通じて、金融取引社会のしくみについて知見を深める。
  • 進展著しい担保法の領域、あるいは所有権をめぐる最近のトピックを通じて、現代取引社会の「いま」を体感してもらう。
  • とりわけ、担保をめぐっては多くの利害関係人が登場してくる。それらの者の間の利益調整をいかに図るべきか、事例の解決に向けて思考をめぐらすことによって、高度の法律的バランス感覚を養う。

授業の概要

本講義は、民法第2編に規定されている物権を扱うものである。物を所有・支配する、取引により物を流通させる、担保により債権回収の実をあげる等、物権法の規律する法理は経済活動の根幹をなすものであり、古くから学説・判例が緻密な理論を積み重ねてきた。加えて近時は、区分所有法や担保法の改正等、この領域でも社会の複雑化・多様化にあわせ、新たな動きが種々みられる。この講義を通じて、経済秩序の基底にあるものを理解し、取引社会の「いま」を実感し、また法的思考の養成に努めてもらいたい。

講義はまず、第1部として、物権とは何か、どのような物権があるか等、物権法の基礎、全体像をひととおり概観し、第2部で総論としての物権変動論を検討する。      

講義の後半、第3部として扱う担保物権に関しては、バブル崩壊をも受けて、最近新たな判例が続々と登場しており、大規模な法改正もなされた(2004年4月、2005年3月、2005年10月と、目白押しである)。金融取引において重要な役割を担っている担保法に今何がおこっているのか、担保法の直面する問題についても、詳細に扱うこととしたい。

教科書

とくにこの1冊、という形で指定するものではないが、以下のものを参考までに掲げておく。

  • 千葉恵美子=七戸克彦=藤原正則『民法2物権〔第2版〕』(有斐閣アルマ)
  • 平野裕之=古積健三郎=田高寛貴『民法3担保物権〔第2〕』(有斐閣アルマ)
  • 山野目章夫『物権法〔第3版〕』(日本評論社)
  • 加藤雅信『新民法大系2・物権法〔第2版〕』(有斐閣)
  • 道垣内弘人『担保物権法〔第2版〕』(有斐閣)

参考資料

<

dl>

第1回
・物権的請求権につき、百選-46 
・田高「物権とは?——物権と債権の境界を考える」法セミ2005年4月号
・田高「物権的請求権」法セミ2005年5月号

第2回
・田高「慣習法上の物権」法セミ2005年6月号
・土地所有権につき国立マンション訴訟(東京地判平14・12・18判タ1129号100頁、東京高判平16・10・27判タ1175号205頁)、名古屋マンション訴訟(名古屋地決平15・3・31判タ1119号278頁)

第3回
・付合につき、百選-73, 75
・建物区分所有法改正につき、「特集・新しいマンション法制」ジュリスト1249号
・区分所有法改正の新聞記事配布

第4回
・入会権につき、百選-78, 79
・囲繞地通行権につき、百選-56, 70, 71
・通行権につき、最判平9・12・18民集51巻10号4241頁、最判平12・1・27判時1703号131頁

第5回
・田高「占有訴権」法セミ2005年11月号
・占有権につき、百選-68, 69
・物権変動論総説につき、百選-48, 49, 50

第6回
・田高「物権変動の時期」法セミ2005年7月号
・不動産物権変動・総論につき、百選-51

第7回
・不動産物権変動・各論につき、百選-52, 53, 54, 55
・田高「『対抗関係』構成と『無権利』構成」法セミ2005年8月号
・田高「背信的悪意者——取得時効と登記事例から」法セミ2005年9月号

第8回
・田高「動産物権変動と即時取得」法セミ2005年10月号
・田高「担保物権」法セミ2004年6月号

第9回
・2004年4月の担保・執行法改正につき、田高「民法が変わる−担保物権(1)(2)」法教2003年6月、7月号

第10回
・効力の及ぶ範囲につき、百選-85, 86
・抵当権侵害につき、百選-84
・最近の重要判例として、最判平17・3・10

第11回
・物上代位につき、百選-88
・賃料債権に対する物上代位について、最判平10・1・30、最決平12・4・14、最判平13・3・13(解説を配布)

第12回
・共同抵当につき、百選-91, 92
・ (旧)短期賃貸借につき、百選-94

第13回
・法定地上権につき、百選-89, 90

第14回
・譲渡担保につき、百選-95, 97, 98
・所有権留保につき、百選-99

第15回
・代理受領につき、百選-100
・留置権につき、百選-80, 81

課題

課題 (PDF 文書, 154KB)

スケジュール

授業の記録 授業内の学習活動
1 第1講 物権とは何か?
第2講 物権的請求権
2 第3講 物件法定主義・物件の種類・慣習法上の物権?
第4講 所有権(1) ——特殊な所有権
3 第5講 所有権(2) ——所有権の取得
第6講 所有権(3) ——共有
4 第7講 用益物権 ——含・通行権の諸相
第8講 占有権(1) ——意義及び取得時効関連の諸規定
5 第9講 占有権(2) ——占有訴権
第10講 物権変動論・総説(1) ——公示と公信
6 第11講 物権変動論・総説(2) ——物権変動の基礎理論・変動の時期
第12講 不動産物権変動論(1) ——総説:対抗の意義 177条の解釈
7 第13講 不動産物権変動論(2) —各説:取消と登記、取得時効と登記
第14講 不動産物権変動論(3) —各説:相続と登記、第三者の範囲
8 第15講 動産物権変動論
第16講 担保物権・総論(1) ——担保とは 担保物権とは?
9 第17講 担保物権・総論(2) ——担保物権の種類
第18講 担保物権・総論(3) ——担保物権の通有性
10 第19講 抵当権(1) ——意義・種類・設定
第20講 抵当権(2) ——効力の及ぶ範囲・抵当権侵害
11 第21講 抵当権(3) ——物上代位①
第22講 抵当権(4) ——物上代位②
12 第23講 抵当権(5) ——抵当権の実行・共同抵当
第24講 抵当権(6) ——用益権者との関係
13 第25講 抵当権(6) ——第三取得者との関係
第26講 抵当権(7) ——法定地上権・一括競売質権
14 第27講 質権
第28講 非典型担保
15 第29講 債権の担保化
第30講 法定担保物権

成績評価

期末試験(筆記)による。

持込み許可物件はなし。六法を貸与。 場合によって、中間期に小テストを行い、成績に加味する。

最終更新日:2006年12月22日
最終更新日の時点の講義内容で公開を行っております。
最新年度の講義と内容が異なる可能性がありますのでご注意ください。

ページトップへ

http://ocw.nagoya-u.jp/