日本経済のこの一年間と今後の見通し-2009研究協力部社会連携課塚田弘志 教授2009年度 公開講座昨年9月の、リーマンブラザーズの破たん以来、金融危機と実体経済の落ち込みが相乗的に作用して、世界経済が混乱に陥った。日本は輸出の著しい減少に見舞われ、かつてない不況に直面している。雇用の落ち込みと企業収益の減少が消費の不振を招いているが、東海地方は、自動車生産への影響が大きいため、全国の中でも特に厳しい状況にある。 この一年間の、国内の経済動向を振り返り、今回の危機が日本経済になにをもたらしたのか ....続きを読む →