正多面体と群-2008多元数理科学研究科林孝宏 准教授2008年度 公開講座正多面体とは、合同な正多角形を面に持つ「美しい」立体のことです。正多角 形が無数に存在するのに対し、正多面体は全部で五種類しかないことが知られています。この講義では、「美しさ」の背後にある図形の対称性が、群という代数的な概念で捉えられることを紹介します。さらに、対称性と群の考え方の有用性を、他のいくつかの例を基に学んでいきたいと思います。 ....続きを読む →