研究・実践・コミュニケーション-建築計画研究のジレンマと醍醐味環境学研究科清水裕之 教授2016年度 退職記念講義1989年 9 月に千葉工業大学から名古屋大学に移ってきました。名古屋は生まれ故郷でしたが、建築計画学、特に劇場建築の研究を当時行っており、演劇や音楽の優れた公演が少ないと思われたこと、お付き合いをしていた演出家や舞台技術者などがほぼ関東圏に集中していたことなどで、名古屋に行くことに実は葛藤がありました。しかし、後を押したのは、わたしも関わった愛知芸術文化センターへの期待です。新国立劇場の計画 ....続きを読む →