労働法のレーゾンデートルを求めて法学部/法学研究科和田肇 教授2018年度 退職記念講義私は生来、勝手気ままで、へそ曲がりで、周りの人たちはさぞかしハラハラしていたことだろう。若気の至りで先輩の教員と激しくやり合ったこともしばしばあったが、彼らはいつも寛容であった。法学部は、計3年半もの間、在外研究に出させてくれ、学外でボランティアで務める役職に従事したときにも、温かく見守ってくれた。ただし、そんな私でも教育、研究、そして大学・学部運営について、人並みには手を抜かずにやってきたか ....続 きを読む →