タグ「恩師」には 5 個の授業があります.

私は本学の理学研究科で学位を得た後に、プラズマ研究所、プラズマ科学センター、そして1995年からは理学部にお世話になりました。所属場所はキャンパス内の1 km弱の距離を行ったり来たりしていたことになります。ただし、プラズマ研究所時代に2年間の米国留学という大変貴重な経験をさせていただきました。非社交的な私ですが、何故か米国生活がとても楽しく、それだけに短い滞在期間にも関わらず、深甚な影響を受け ....

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名古屋大学では11年間お世話になりました。ここまで一言でいえば「脳のはたらき」を調べてきた40年間でした。それぞれの局面では不安もありましたが、振り返ってみると時代の流れと偶然がちょうど良いように働いて、興味深い研究と教育の機会を与えられたと思います。大学院生の1970年代後半は細胞内記録による神経回路の解析が一段落し、新しい研究方針が活発に議論されているなかで、私はネコの歩行標本で小脳の制御 ....

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1973年の修士課程入学から職を求めて海外へさまよい出るまでの 7 年半、米国、フランス、仙台を巡った後1992年に教員として戻ってから24年、通算31年半を名古屋大学にお世話になりました。まことに感謝の一語に尽きます。 入学当時、若い大学の持つ「自由闊達で清新な学風」は、その後の研究の基本姿勢を作ってくれました。外国に渡ってから、結晶成長理論という物理学の中では少々変わった分野に足を踏み ....

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学生には其々にやってみたいことがあり、将来に対する希望もある。昨今の大学は、この多様性に応えるべく大きく変貌を遂げてきているかに見える。ここでは研究者を目指す学生に向け今の思いを記す。 「オンリーワンを目指せ」は、昔から大学で言われてきたことであり、私もそうありたいと思った。しかし、挑戦的な研究テーマに取り組むのは難しく、定年間際になってやっと若い時に挑戦してみたいと思った問題への独 ....

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