加速器質量分析による放射性炭素年代測定と向き合った35年間宇宙地球環境研究所中村俊夫 教授2015年度 退職記念講義35年間の在職期間を無事に終了して、この3月31日をもって退職します。この間、内外の多くの研究者に助けていただき職務を全うすることが出来ました。ご支援、有り難うございました。 名古屋大学に赴任してからは、加速器と質量分析装置を結合した「加速器質量分析装置」という当時の最先端技術を使った放射性炭素年代測定に従事してきました。当時は、この分野では放射能測定法が完成期を迎えておりましたが、そこに ....続きを読む →