タグ「一方」には 12 個の授業があります.

大阪大学、基礎生物学研究所を経て、名古屋大学では理学部生物学科と遺伝子実験施設でそれぞれ助教授、教授として合わせて18年間お世話になりました。若き日に生物化学者にあこがれて大学の理学部に進み、大学院生として主に研究所で育ち、研究者として研究所で研究に専念し、名大にお世話になってからも4年間の学部教員の後に、遺伝子実験施設で博士研究員中心の研究室を持ち、研究専念の幸せな研究者人生を送ることができ ....

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現代日本における外国人に対する法政策は、第2次世界大戦後の東アジアの国際状況を背景に形成されてきたものであるが、近年グローバル化と日本社会の少子高齢化の影響を受けて変容を遂げつつある。この状況を把握し、対応を考えることは、これからの法律家にとって極めて重要な課題である。 主として公法・国際法の法的基礎知識を前提に、それが外国人の分野にどのように適用されてきたかを考察する。 とくに入管難民法の分 ....

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いまどき「遺伝子」という言葉を知らない人はいないでしょう。遺伝子組換え、遺伝子診断、DNA鑑定など、遺伝子を扱う技術はずいぶん身近なものになってきました。でも、遺伝子とDNAの関係は? と聞かれたり、赤花遺伝子と白花遺伝子は何が違うの? と聞かれたりしたとき、正確に答えられる人は多くないかもしれません。この基礎セミナーでは、大腸菌に新しい遺伝子を導入する「遺伝子組換え実験」や、遺伝子を検出する方法 ....

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ベトナムは、近年めざましい発展を遂げる新興国の一つに数えられています。日本と距離的に近く、文化的にも似た部分があり、日本人にとってますます身近な国になってきています。みなさんの中には、これからベトナムに旅行したり、ベトナムについて研究をしたり、あるいはベトナムで仕事をすることになる方もいるかもしれません。 この授業は、ベトナム語を通してベトナムを知り、親しく感じてもらえるようになることを目的と ....

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精神障害の特徴は、中枢神経系高次機能の障害としての生物学的特性を有する点と、個人を取り巻く心理・社会的要素が環境因子としてその病態や臨床に影響する、という点にある。したがって、生物・心理・社会という多面的なとらえ方が、精神障害の理解においては重要である。本講義においてもこの点に留意して、精神症状の把握・評価、検査、薬物療法を中心とした身体的治療、精神療法(心理社会的治療)、精神障害の成因論とい ....

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私の所属していた教育方法学研究室の共同研究は、授業分析と呼ばれる研究です。アメリカやドイツなど諸外国の教授理論を枠組にした研究が主流である中で、授業の詳細な記録を自らも変化する解釈者として分析・解釈するという動的で相対的な立場で授業分析を進めてきました。この研究の中核は、一方で認知理論や教授学の理論における概念と概念の関係を抽出し、他方で授業実践の分析と解釈から授業諸要因の関連構造を導き、そし ....

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みなさん、医師はどんなことを「アタマの中」で考えて、患者さんを診察していると思いますか?目の前の患者さんにピッタリ当てはまる病名を探すための、特殊な推理能力でも持っているのでしょうか?残念ながら、医師は特殊な力を持っている訳ではありません。実は、患者さんとの会話や体の診察から得た情報を基に、科学の他の領域でも利用されているある思考法を用いて、患者さんの問題を解決するお手伝いをしているのです。 ....

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現代の社会において科学・技術の影響は重大である一方、高度に複雑化した現代の科学・技術を正しく理解し、評価することは専門家以外には困難である。この授業においては科学と技術について深く考え、議論することを通じて、その本質を理解し、またそれらが私たちに与える影響を正しく評価する能力を訓練し、向上させることを目指す。 ....

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日本語は世界で使われている七千にものぼる諸言語の一つです。世界の言語の多くは、数十の「語族」と呼ばれる、祖先を共通にするグループのどれかに属しているのですが、日本語はどの語族にも属していません。この点で日本語は、起源的に孤立した言語です。一方で、主語や目的語を表す方法や、語順の規則、事柄が起きた時間を表す方法のような、言語としての特徴については、世界の言語の中でも多数派に属する「普通の」言語です。 ....

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黒板に書かれた二つの「結び目」の図。片方はほどけて一本の紐に戻る“蝶結び”で、もう片方は結び目ができる“かた結び”です。 紐を使わずにこの二つを区別するにはどうしたらよいでしょうか?  数学では、例えば次の定理を使ってこの二つを区別します。定理:「次の色分けのルールに従って色を塗り分けた時、ほどける結び目の図は1色しか使えない」 色分けのルール:使う色は三色。「結び目」図で線が ....

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「言語」と「文化」には密接な関係がある。言語には、文化や社会のありようが反映している。だから言語はそれぞれに多様であり変化し続ける。このような見方に疑いがない一方で、言語は記号の体系とされ、情報伝達の手段とされる。言語には類型や普遍的な構造があるという見方も一般的である。多様性・動態と、普遍性・一般性。どちらも言語の本質だとすれば、文化と言語の関係はどう捉えられるだろうか。文化や社会が関わるのは前 ....

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