前衛芸術概論-2015文学部/国際言語文化研究科藤井たぎる 教授2015年度 前期ドイツ・オーストリア近現代音楽の基底に認められる一定の構造と、資本制のもとでの経済体系や心的装置のメカニズムとの相同性に着目し、マルクスの価値形態論、フロイト=ラカンの欲望・欲動論などを参照しながら、ドイツ・オーストリア近現代音楽史・オペラ史を複合的な文化現象として領域横断的に捉えなおすことを目的としている。 ....続きを読む →