宇宙天気研究をふり返って宇宙地球環境研究所菊池崇 教授2011年度 退職記念講義1976年に郵政省電波研究所(現独立行政法人情報通信研究機構NICT)に奉職し、2005年に名古屋大学に移って、地球近傍の宇宙空間で発生するオーロラや磁気嵐などの宇宙天気現象の研究をおこなってきました。36年に及ぶ研究生活の締 めくくりの7年間を名古屋大学で送り、学生教育にも携わることができたことは実り多く楽しいものでした。NICT時代には、南極に越冬したり、アラスカでレーダーを建設したり、 ....続きを読む →