サイトマップお問合せヘルプ
シラバス
  • 授業一覧から探す
    • 教養教育院
    • 文学部・人文学研究科
    • 文学研究科
    • 国際言語文化研究科
    • 教育学部・教育発達科学研究科
    • 法学部・法学研究科
    • 経済学部・経済学研究科
    • 情報学部/情報学研究科
    • 情報文化学部
    • 情報科学研究科
    • 理学部・理学研究科
    • 医学部・医学系研究科
    • 工学部・工学研究科
    • 農学部・生命農学研究科
    • 国際開発研究科
    • 多元数理科学研究科
    • 環境学研究科
    • 創薬科学研究科
    • 国際教育交流センター
    • 国際言語センター
    • ※平成29年度学生募集停止
    • オープンキャンパス
    • 名大の研究指導
    • G30 for everyone
    • 名古屋大学ラジオ公開講座
    • 退職記念講義アーカイブ
    • 退職記念講義2016
    • nuocwをフォローしましょう
    • 過去の特集ページ
    • 教員の方へ
    • NU OCW Podcast
      RSS を iTunes の "Podcast" にドラッグ&ドロップすると、ポッドキャストが登録されます。
      (iTunesは最新版をお使いください)
  1. ホーム >
  2. 文学部・人文学研究科 >
  3. 古代懐疑主義 >
  4. シラバス
授業ホームシラバス講義資料

授業の目的

前期は、古代懐疑主義を学びます。skepticism(懐疑主義)は、ギリシア語のskepsis(考察)から来ている語です。

ギリシアではskepsisは、幸福に至る道として積極的・肯定的な意味を持っていました。これに対して、中国語、日本語の「懐疑」、すなわち「疑いを懐に抱く」という意味の語には、「猜疑」「嫌疑」「疑心暗鬼」がそうであるように、極めて否定的な響きがあります。 そのよって来るところにも言及しつつ、古代懐疑主義の独自性を模索していきます。古代懐疑主義の歴史的変遷、その独自性を見ていくことにより、人間・世界・世界のなかでの各人間の生き方、言語と理性が人の幸福を左右する力、等々の問題を古代ギリシア哲学者の思想を参考に考察していくつもりです。

この授業が、人間と世界への洞察力を養う助けに少しでもなればと思います。

授業の内容・方法

講義で扱うテーマはおおよそ次のとおりです。

「懐疑」に関する西洋と東洋の比較。懐疑を巡る西洋哲学の歴史。古代懐疑主義の先駆者たち。古代懐疑主義の創始者とされるピュロンの立場。アカデメイアの懐疑主義とストア派の立場。アイネシデモスが興したピュロン主義の哲学。セクストスに認められる10の判断保留の方式。 これらの主題の検討を通して、懐疑を生きることの意味について、また古代哲学と近現代の哲学の基本的相違等についても考察していきます。

いろいろな領域の問題を繋げつつ、皆さんの質問にも答えながら授業を展開していくつもりですので、一つのテーマに関する話が長くなる場合もあり、場合によっては上に挙げたテーマのうちカバーできないものも出てくるかもしれませんが、その場合にはお許しください。

皆さんからの活発な質問を期待しています。

教科書・テキスト

教科書として、J.アナス、J.バーンズ『古代懐疑主義入門―判断保留の十の方式』(岩波文庫)を用います。 また必要な資料を適宜、コピーで配布します。

参考書

セクストス・エンペイリコス『ピュロン主義哲学の概要』、『学者たちへの論駁1』、『学者たちへの論駁2』、『学者たちへの論駁3』、A.A. ロング『ヘレニズム哲学』(いずれも京都大学学術出版会)。 その他、授業で紹介します。

受講生の自宅学習

講義が中心で、しかも哲学の話は直線的には進まず、回り道もして進むので集中力が要ります。また哲学の思考法には皆さん、慣れていないと思います。しかし、抽象的な事柄をできるだけ具体的に考えていけるというのは、あらゆる方面で有益な能力です。教科書として採用した本や、授業で紹介したテクストを自宅学習で読んでみてください。

成績評価の方法と基準

出席と期末定期試験を、およそ半々の割合で総合的に判断します。遅刻すると、それまでの話が分からなく講義についていけませんので、遅刻は原則として出席の半分に数えます。

連絡方法

オフィスアワーは火曜18:15~19:30、研究室330です。メールでのアポイントメントも可です。

最終更新日:2017年04月12日
最終更新日の時点の講義内容で公開を行っております。
最新年度の講義と内容が異なる可能性がありますのでご注意ください。

ページトップへ

http://ocw.nagoya-u.jp/