サイトマップお問合せヘルプ
シラバス
  • 授業一覧から探す
    • 教養教育院
    • 文学部・人文学研究科
    • 文学研究科
    • 国際言語文化研究科
    • 教育学部・教育発達科学研究科
    • 法学部・法学研究科
    • 経済学部・経済学研究科
    • 情報学部/情報学研究科
    • 情報文化学部
    • 情報科学研究科
    • 理学部・理学研究科
    • 医学部・医学系研究科
    • 工学部・工学研究科
    • 農学部・生命農学研究科
    • 国際開発研究科
    • 多元数理科学研究科
    • 環境学研究科
    • 創薬科学研究科
    • 国際教育交流センター
    • 国際言語センター
    • ※平成29年度学生募集停止
    • オープンキャンパス
    • 名大の研究指導
    • G30 for everyone
    • 名古屋大学ラジオ公開講座
    • 退職記念講義アーカイブ
    • 退職記念講義2016
    • nuocwをフォローしましょう
    • 過去の特集ページ
    • 教員の方へ
    • NU OCW Podcast
      RSS を iTunes の "Podcast" にドラッグ&ドロップすると、ポッドキャストが登録されます。
      (iTunesは最新版をお使いください)
  1. ホーム >
  2. 国際言語文化研究科 >
  3. 先端文化思想論ab >
  4. シラバス
授業ホームシラバス講義資料

授業の目的・ねらい

<前期>
 今日西欧が,そして西欧文化だけがほぼあらゆる意味で世界に規範を提供している事実は、暗黙の了解事項でありながら、多くが表立っては語りたがらない事実でもある。とりわけ20世紀後半期以降ほど、西欧に発信源をもつ価値基準から地球上のだれもが逃れられないことが明らかになった時代はなかったといえるだろう。どうして西欧だけが支配文明になりえたのか。その真の秘密はどこにあるのか。そしてその起源はどこに見いだせるのか。こうした疑問への答を、近代資本主義を誕生させた倫理観にさかのぼり、現代思想、そして芸術文化の方面から光を当てて考えることが、授業の目的である。

<後期>
 長らく圧倒的な普遍を標榜してきた西欧という支配文明が、じつはきわめて特殊な起源をその核心にもっていたことに、非西欧人として気づくのは容易ではなかった。その代えがたい契機となったのが、1960年代以降に勃発した性と女性の解放運動である。なぜこの時代に性の解放が声高に叫ばれ、それに引きつづき男女平等を目指す運動が活発化したのか。こうした疑問への答を模索するなかから、やがて資本主義の中核をなす労働の倫理が、地球上のどの文化にもみられないまで性を恐れ、さらには性の体現者であるがゆえに女性を社会から排除する伝統から成り立ってきたことが判明したのである。授業は、日本をはじめ非西欧地域においてはいまだ全くといっていいほど理解されていない、性をめぐる西欧独特な性格への糸口を、60年代以降に活躍した女性アーティストを水先案内役にして見いだすこと、そして、こうした女性たちが求めたものが拡大発展する資本主義のなかでどう位置づけられるのかを考えることを目的とする。

授業方法および計画

 前期の授業では、支配文明の基本構造を明らかにする講義を進め合間に、リオタール、フーコー、ドゥルーズ、フロイト、イリガライ、ボードリヤールなど関連する思想家の基本文献から抜粋したテクストを受講者に担当発表してもらい、後期の授業では、20世紀後半期の学生運動やフェミニズムを支えた性を解放する強い意志が、性に否定的で厳格な西欧から生まれた矛盾がじつは矛盾ではなく、より大きなスケールで女性や非西洋人を資本の活動へ取り込むための戦略であったことを講義する中で、関連する思想家の基本的テクストを受講者に担当発表してもらう。 
 授業は、問題を解説する講義を数回おこなったあとで、テクストを受講者が分担し発表するというセットをくり返しながら進める。ただし、講義および発表の回数等は、受講者の人数に応じ適宜調整する。講義は、その大筋において、越智著『女性を消去する文化』の内容に沿ったものとなる。読解用に使用するテクストは、南部生協で製本販売する。

教科書

越智和弘『女性を消去する文化』(鳥影社)

参考書

講読用プリント製本

履修条件

前期授業 a と後期授業 b を続けて履修することが望ましい。

参考資料

参考資料・先端文化思想論A (PDF 文書, 123KB)

課題

各自が担当し発表した講読教材の内容を、授業をとおして学んだ「労働力均質化時代の性と文化」の問題に関連づけてレポートを書きなさい。

スケジュール

<前期>

講義内容
1 講義方針の説明、担当者の割り当て
2 「支配文明の基本構造(1)」
3 「支配文明の基本構造(2)」
4 「支配文明の基本構造(3)」
5 テクスト講読
6 テクスト講読
7 テクスト講読
8 「支配文明の基本構造(4)」
9 「支配文明の基本構造(5)」
10 「支配文明の基本構造(6)」
11 テクスト講読
12 テクスト講読
13 テクスト講読
14 「支配文明の基本構造(7)」
15 「支配文明の基本構造(まとめ)」

<後期>

講義内容
1 講義方針の説明、担当者の割り当て
2 「性の解放運動と女性アート(1)」
3 「性の解放運動と女性アート(2)」
4 テクスト講読
5 テクスト講読
6 テクスト講読
7 「性の解放運動と女性アート(3)」
8 「性の解放運動と女性アート(4)」
9 「性の解放運動と女性アート(5)」
10 テクスト講読
11 テクスト講読
12 テクスト講読
13 「性の解放運動と女性アート(6)」
14 「性の解放運動と女性アート(7)」
15 「性の解放運動と女性アート(まとめ)」

成績評価

評価は、受講者に担当してもらう口頭発表を40%、授業最終時に提出してもらうレポートを40%。さらに、授業中の態度、積極的な発言や討論への参加度を20%程度として加味し、総合的に評価する。

最終更新日:2012年04月10日
最終更新日の時点の講義内容で公開を行っております。
最新年度の講義と内容が異なる可能性がありますのでご注意ください。

ページトップへ

http://ocw.nagoya-u.jp/